原因
ただ年齢を重ねることが原因で、脂肪がつきやすいおばさん体型になってしまうのかというとそうではありません。
おばさん体型になる原因は大きく分けて3つありますので、それぞれ詳しく説明していきます。代謝の低下
女性は、30代を過ぎたころから基礎代謝が徐々に低下していきます。したがって、ウエストのくびれがなくなってきた、ヒップが下がってきたなどといったボディラインの変化を感じ始めることが多いでしょう。
若いころは、スタミナのある食事を摂っても、特に太ることがなかった人でも、基礎代謝量が低下することで自然に太ってしまいます。 これは、代謝が落ちることで筋肉量が減り、脂肪を蓄えやすい体に変化してしまうためです。皮下脂肪肥満
脂肪には2種類あり、皮下脂肪と内臓脂肪になります。どちらも体脂肪のことですが、蓄える場所にはかなり違いがあります。
たとえば、お腹の皮膚の下にあって、指でつまむことができるのが皮下脂肪です。皮下脂肪は、お尻や太ももなど下半身の皮下組織に貯蔵されやすい特徴があります。 皮下脂肪肥満とは、皮下組織に脂肪があり余っている状態のことで、下半身のボリュームが洋ナシのように目立つので、洋ナシ型肥満とも言われます。女性ホルモンの低下
年齢と共に女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、中性脂肪が増加することでおばさん体型に近づいてしまいます。
30代になると急に痩せにくくなる原因は、女性ホルモンの減少が大きく関わっています。 女性ホルモンは、女性らしい体を作るためには必須ですが30代以降になるとこれがどんどん減ってしまいます。したがって、女性ホルモンが減少する代わりに脂肪がつきやすくなり太りやすいおばさん体型になる危険があります。解消方法
おばさん体型で悩んでいる人も、おばさん体型にならないために気をつけようと考えている人も、無理なダイエットを考えるよりもまずは、自分の心地よいと感じるエクササイズや、軽いウォーキングなどから始めると良いでしょう。
ここではおばさん体型の効果的な解消方法を3つご紹介しましょう。日々の運動を心がける
体をシェイプアップしたい気持ちはあるけど、激しい運動は無理という人も、軽い運動なら実践しやすいのでないでしょうか。たとえば、1日30分くらい、週2~3回の有酸素運動を習慣づけると体が変化していくのがわかるでしょう。
まずは、水泳、ウォーキングなど、自分が続けやすいエクササイズをチョイスして始めてみてください。最初から無理しないこと、とにかく毎日続けることが大事です。体幹トレーニング
体幹とは、脊柱を中心とした両側の筋肉や腹筋、肩甲骨などのことで、もっと簡単にいえば私たち人間の胴体部分のことです。体幹を鍛えることで得られるメリットは、腰回りの筋肉を鍛えることで、ぽっちゃりお腹を改善したり内臓の位置が正常になることで、消化不良や便秘の改善も期待できます。
体幹には、アウターマッスルとインナーマッスルがあり、これらを同時に鍛えることによって美しいボディラインを作ることができます。姿勢を気にする
座ったまま同じ姿勢でパソコンをやったり、スマホばかり見ているような習慣を続けてしまうと首が前に出て猫背になり、骨盤が歪んでしまいます。
猫背の姿勢が、おばさん体型になってしまう一番の原因です。この猫背の姿勢が習慣化してしまうことで大胸筋などが衰えてしまうので、胸が下がり背中にまで贅肉がついてしまうという結果になってしまいます。 おばさん体型を克服するために、今日から正しい姿勢で過ごすようにしましょう。おばさん体型にならないように日々気を付けよう
年齢を感じさせるおばさん体型は、日々の運動や、体幹トレーニング、姿勢の3つに気を付けて生活していくと必ず改善されることが分かりました。
今日、ご紹介した方法の中から、これなら続けられそうと感じたものを選べば効果も出やすいでしょう。いつまでも年齢を感じさせない体型でいるためには、まずは続けることが大切です。諦めないで今日から始めてみましょう。おばさん体型の特徴とダイエット法
一般的におばさん体型と言われているのは、皮下脂肪型肥満が多く、主にお尻や太ももなど下半身に脂肪が付いてきて洋ナシ型の体型になることです。
改善方法としてはまず、食生活に気をつけて、基礎代謝をアップさせるために体を冷やさない、適度な運動を週に最低2回は実行する、睡眠時間、姿勢に気を配るということになります。 以上のことを気をつければ、おばさん体型を脱して美しいボディラインになれる日が必ず訪れます。