肌質改善のコツ・肌質に影響を与える12の要素と改善方法

スキンケア

肌質の種類と特徴

肌質改善のコツ・肌質に影響を与える12の要素と改善方法

「夏でも乾燥が気になり、肌のパサつきやごわつきが気になる」「オイリー肌でニキビや角栓ができやすくて困っている」といったお肌のお悩みを持っている女性も多いのではないでしょうか。

美しく健やかな肌を手に入れるためには、今の肌トラブルの原因や自分の肌質を正しく知り、肌質改善をすることが不可欠です。美肌を手に入れるためにも、ここからは肌質の種類とそれぞれの基本的な特徴についてチェックしていきましょう。

普通肌

まずは、普通肌についてチェックしていきましょう。普通肌(ノーマルスキン)とは理想的な肌質のことで、肌の健やかさと美しさを保つのに必要な油分と水分のバランスがちょうどよいという特徴をもっています。

また、肌のバリア機能がきちんとあり、薄すぎず厚すぎない皮膚の厚みを持っていること、キメが細かく整っていることも、普通肌ならではの特徴として挙げられるでしょう。最も肌トラブルが起こりにくい、理想的な肌質です。

オイリー肌/脂症

肌質の一種として、オイリー肌・脂症も挙げられるでしょう。オイリー肌・脂症とはその字のとおり、皮脂の分泌が過剰であるという特徴を持っているお肌のことです。

思春期に入ると、普通肌の人であってもオイリー肌や脂症に傾きやすく、ホルモンバランスの乱が原因で過剰に皮脂が分泌され、オイリー肌になってしまう場合もあります。この肌質は毛穴に皮脂汚れが詰まりやすく、角栓が酸化してブツブツ毛穴になりがちです。

乾燥肌

肌質の一種として、乾燥肌も挙げられるでしょう。乾燥肌とはその字のとおり、肌の健やかさや美しさを保つのに欠かせない油分と水分が不足した状態にあり、一年中乾燥に悩まされやすい肌質のことです。

乾燥肌は、乾燥が原因でバリア機能が壊れていることが多く、自分自身の力で肌に必要な潤いを保つことができません。そのため、スキンケアで保湿をしているつもりでも、乾燥状態があまり改善しないという状態に陥りがちです。

インナードライ

肌質の一種として、インナードライも挙げられます。インナードライとは、一見すると潤いや油分が足りているように感じられるものの、実際には潤いが不足しており、角質に十分な水分や油分が保持できていない状態の肌質を指す言葉です。

インナードライの人は潤いが不足しているのにあまり保湿をしない傾向にあるため、肌を守ろうとして過剰に皮脂がされ、テカリに悩まされることも多いです。

混合肌

肌質の一種として、混合肌というものも挙げられます。混合肌とは、鼻やおでこのTゾーンはオイリーでテカリがちなのに、頬や口元の部分は乾燥しやすいという肌質のことです。

いわば、オイリー肌と乾燥肌の両方の悩みをもっているため、混合肌という表現が用いられています。また、混合肌の人は自分が混合肌であるという自覚がないことが多く、乾燥肌やオイリー肌と思い込んでいるケースがまま見られるということも特徴的です。

敏感肌

肌質の一種として、敏感肌も挙げられるでしょう。敏感肌とは、肌のバリア機能が常に低下した状態にあり、それゆえ外部からの刺激を受けやすい肌質のことです。

また敏感肌は、肌に合わないスキンケア用品やコスメを使うとかぶれやかゆみを起こしやすく、刺激を受けたせいで頬やおでこが常に赤い状態であるということも特徴的です。

肌質に影響を与える10の要素と肌質改善方法

肌質改善のコツ・肌質に影響を与える12の要素と改善方法

以上では普通肌から敏感肌までさまざまな肌質と、その特徴についてご紹介してきました。普通肌を除き、多くの肌質にはそれ特有の肌トラブルがつきものですので、できるかぎり肌質を改善して、肌トラブルゼロの健やかな美しい状態へとお肌を導きたいところです。

そこでここからは、肌質に影響を及ぼす12の要素に加えて、肌質改善方法について具体的にご紹介していきます。肌質改善をしたいという方は、チェックしてみてください。

要素と改善方法1:遺伝

肌質に影響を及ぼす要素の一つとしてまず挙げられるのが、遺伝です。両親や祖父母が敏感肌であれば、その遺伝子を受けついだ子供や孫も敏感肌である可能性が高いと言えるでしょう。

肌質は、遺伝によって大きく左右されます。何をしなくても、また暴飲暴食をしても遺伝のおかげで美肌な人もいますし、スキンケアを徹底して肌質改善のために努力しても、汚肌からなかなか抜け出せない人もいます。
タイトルとURLをコピーしました