5つの肌質タイプと特徴|肌質を診断できるサイト3選

スキンケア

以上では、理想的な肌質である普通肌について詳しく見てきました。肌質の一つとして、普通肌意外にも乾燥肌というものが挙げられます。

乾燥肌とはその名前のとおり、常にお肌が乾燥しがちな肌質のことで、乾燥が原因で起こるさまざまな肌トラブルに悩まされる傾向にあります。 また乾燥肌は、特に冬にその症状がひどくなるものの、夏であっても乾燥の悩みから解放されることはなく、一年中お肌が乾燥状態にあると言えるでしょう。

特徴1:皮脂も水分も少ない

乾燥肌の特徴としてまず挙げられるのが、皮脂も水分も少ないということです。お肌の潤いを保つのに必要な皮脂も水分も少ない状態にあるため、当然ながら慢性的な乾燥に悩まされてしまうのが、この肌質のデメリットだと言えるでしょう。

また、皮脂と水分が少ないとお肌を健康に保つのが難しくなるため、バリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなり、ヒリヒリしたりかゆみを感じてしまいがちです。

特徴2:先天的なものと後天的なものがある

乾燥肌という肌質は、先天的なものと後天的なものとに分けることができます。

生まれつき水分や油分が少ない先天的な乾燥肌である場合もあれば、もともとは普通肌だったのに後天的に乾燥肌に肌質が変化してしまう場合もままあります。 とりわけ後者においては、保湿を怠ったりピーリングを頻繁にするなど誤ったスキンケアや過剰な洗顔によって、肌の潤いを根こそぎ奪ってしまうことなどが原因です。

特徴3:シワが多くなる

シワが多くなるということも、乾燥肌にみられる特徴の一つとして挙げられるでしょう。乾燥肌は水分と油分が決定的に足りないため、潤い不足から来る慢性的な乾燥状態が原因でシワができやすくなってしまいます。

乾燥肌は肌がパリパリと乾いてしまっている状態にあるからです。シワの大きな原因は加齢ですが、若かったとしても乾燥が進んだ状態を放置していると、シワがたくさんできてしまうでしょう。

肌質3:脂性肌

肌質の一種として、脂性肌というものも挙げられます。脂性肌とはオイリー肌とも呼ばれる肌質の一種であり、その言葉のとおり、必要以上に皮脂が分泌されてしまう肌質を指します。

脂性肌は冬でも乾燥に悩まされることがありませんし、乾燥が原因のシワができることもないというメリットを持っている一方で、過剰な皮脂分泌が原因で起こるさまざまな肌トラブルに悩まされるというデメリットも持っています。

特徴1:皮脂が多い

脂性肌の特徴の一つとしてまず挙げられるのが、皮脂が多いということです。脂性肌は普通肌よりも皮脂の分泌量が多く、過剰に皮脂が出てしまっている状態にあるため、顔全体が脂っぽい印象になってしまいがちです。

例えば、こまめに油取り紙で皮脂をケアしているのに、額や鼻などのいわゆるTゾーン部分がすぐに皮脂でテカってしまうという場合には、脂性肌であると言えるでしょう。

特徴2:ニキビや湿疹ができやすい

脂性肌の特徴の二つ目として、ニキビや湿疹ができやすいということも挙げられます。

脂性肌は通常の状態よりも過剰に皮脂が分泌されている肌質ですので、皮脂が毛穴につまってしまい炎症を起こしたり、皮脂が原因のニキビや湿疹に悩まされてしまいがちです。 また、皮脂が毛穴に詰まってしまうことで毛穴が黒ずんだり、角栓が目立ってしまったりということも、脂性肌ならではの肌トラブルだと言えるでしょう。

特徴3:化粧崩れしやすい

化粧崩れをしやすいということも、脂性肌の特徴として挙げられるでしょう。脂性肌は常に過剰に皮脂が分泌されている状態にあるため、朝しっかりと綺麗なメイクを施しても、皮脂が原因でどうしてもファンデーションや下地がドロっと崩れやすくなってしまいます。

そのため、こまめに化粧直しをしなければいけない肌質であると言えるでしょう。このような場合には、皮脂吸着効果の優れた化粧下地などを使うのがおすすめです。

肌質4:混合肌

肌質の種類の一つとして、混合肌というものも挙げられます。混合肌とはその名前のとおり、乾燥肌と脂性肌(オイリー肌)が混合している状態の肌質のことを指す言葉です。

洗顔後すぐであっても、額やオデコのようなTゾーンはべたつきが気になってしまうのに、頬や口元はそれとは対照的につっぱりや乾燥が気になってしまうならば、その肌質は混合肌であると言えるでしょう。
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