男性・女性別の既婚者恋愛の心理や辛さ・苦しさ
夫婦でいる時間を長く過ごすと、お互いなあなあになってしまうのは仕方のないことでしょう。すると、それだけ気持ちにも微妙に変化が訪れてきて、他の恋愛への関心が沸き起こってくるものです。
夫へのときめきがなくなった
夫婦でいる時間が長くなると、結婚当初のような初々しさはなくなり、夫婦の関係がマンネリ化することはよくあります。これまで家事に育児、仕事と忙しく頑張ってきて、ある程度子供が成長して手がかからなくなると時間に余裕が生まれます。そしてふと振り返ると、夫との仲が特別悪化している訳ではないのに、再びときめきを感じることはありません。
それは既婚者女性が年齢を重ね、子供が成長しているのと同じく夫も年齢を重ねているからです。一緒に生活をしてきたこれまでの間にも、夫の見た目の変化には気づいていたはずです。しかし、余裕ができた途端にそれが急にクローズアップされ、自分は夫にときめきを感じていないことに気づくのです。 そんな時にふと職場で若い男性と夫を比べたとしたらどうでしょうか。既婚者女性の心には、再びときめきを感じさせてくれる若い男性との恋愛を求める気持ちが生まれてくるも無理はありません。家庭で頑張るための活力が欲しい
夫は仕事、子供は学校、そして仕事をしている既婚者女性であれば自分も働きに出ていきます。イクメンが世間に認知されいくら家事分業と叫ばれても、やはり家事や育児は女性の役割である部分が大きいのです。
専業主婦でも働く既婚者女性でも、家事や育児はとても負担になります。夫はたまに協力してくれるだけで、結局自分がその多くをこなすのであれば、何か励みになるものが欲しいと思うのは女性であれば当然の権利です。 その励みになるものが何かと考えた時、おいしい食べ物や少し高価な買い物、職場や行きつけの店などで顔を合わせる男性に感じるときめきなど、その程度で済めば大きな問題はないでしょう。ですがそのときめきがエスカレートしていった時、思わぬ既婚者恋愛へと走り出していることがあるのです。夫から女性扱いされない寂しさ
女性であればいつまでも女性扱いされたいものです。たとえそれが長く一緒に生活をしてきた夫婦であっても変わりはありません。ですが長く一緒にいたことで、夫から妻としてではなく「同居人」のように扱われることは耐えがたいものです。
既婚者女性であっても妻であり、そして一人の魅力ある女性でありたいと思っています。一番身近にいる男性が女性扱いしてくれないとなれば、寂しさはどこで埋めれば良いのでしょうか。 最近は年齢を問わず女性の美意識が高くなっていて、女性はとても40代とは思えないほど魅力的に輝いています。既婚者の女性で子供がいるとは思えないような女性もたくさんいるのです。そんな女性は年下男性と知り合う機会も少なくありません。普段夫から女性扱いされていない分、既婚者女性に魅力を感じる若い男性から女性扱いされたら、寂しさを埋めるには申し分ないのです。既婚者も恋愛したいもの?
恋愛は独身だけに認められたこと、これは世間一般のモラルに照らして考えれば正解なのでしょう。
ですが既婚者であっても男と女です。好きになってしまった相手が既婚者だった、既婚者がパートナー以外の相手を好きになってしまった、この気持ちが生まれるのは不思議なことではありません。そもそも人を好きになる気持ちに理屈は必要ないのです。 そうはいっても既婚者である以上、理性でパートナー以外への恋愛感情を抑えなければいけません。本来は結ばれてはいけない相手ですから当然なのですが、とても辛く、身を割かれるような苦しい心境に襲われてしまいます。 しかし、恋愛は理性だけでは抑えることは難しいものです。それは色々な心理や要因だけでなく、何より大きな要因として既婚者特有の心理があるためです。好きな気持ちだけでは結婚生活を継続できない
独身時代の恋愛は、自分のペースで生活をすることができます。生活費を切り詰めたるのも、ちょっと奮発するにも自由です。経済的には自分一人分を考えるだけで良いため、基本的には大きな問題はありません。
ところが結婚生活が始まると、夫の収入が家庭に入ったとしても子供にかかる費用が必要です。さらにその額は成長するに従って大きくなります。また共働きで安定した収入があれば大丈夫とも言い切れません。リストラや倒産を含め、経済的な不安は少なからず出てくるものです。 お互い好きで結婚しても、気持ちだけでは限界があります。「愛があれば大丈夫」という綺麗事では乗り越えられない現実が結婚生活にはあるのです。親族を含めた関係に疲れが出てくる
独身時代の恋愛は、自由に相手を選ぶ自由があります。本気でこの人と一生を添い遂げたいと思って付き合っていても、相手の嫌な部分が見えたり、価値観が合わなかったりすることはよくあることです。「何かこの人違うな」と感じた場合は別れという選択もできます。
ですが、いざ結婚して籍を入れて、子供ができて相手の家との関係もできてくると、結婚生活を続けていく中で夫の嫌な部分が見えてきても、やり直すことは簡単に考えられなくなってしまいます。 恋愛中はある程度自由が許されていたのに対して、結婚をすると多くの環境や要因に縛られることになります。その結果ストレスが溜まり、現実逃避したい心理が生まれるのです。既婚者が恋愛をしたくなるのはどんな時?
たとえ既婚者の恋愛はいけないことと頭では理解していても、好きになってしまった気持ちは簡単に変えることはできないものです。なぜなら、結婚前のように本気で好きになってしまった相手と密かな恋愛をしてみたい願望があるからです。
全ての既婚者が恋愛願望を持っている訳ではありませんが、ちょっとしたきっかけで弾みがついて恋愛へ発展してしまうことは間違いなくあるのです。では既婚者がどんな時に恋愛をしたくなるのか、男女別に一例を見てみましょう。既婚者男性が恋愛をしたくなる時って?
女性に言い寄られ流れでしてしまう
既婚者男性の恋愛で意外と多いのが、女性から誘われるというパターンです。何でもテキパキとこなす男性は、男性はもちろん、女性からも頼りになる存在に映ります。
女性は頼りになる男性、信頼できる男性を魅力的に感じます。自分にはないもの、できないことを軽々とこなす男性は、それが既婚者であっても素敵と思うものです。 そんな心理の女性が既婚者男性に恋心を抱いて近づいてきたら、既婚者男性は受け入れてしまうでしょう。元々の女性を求める下心と、家庭でのストレスを解消するのに充分すぎる良いきっかけになるのです。夫婦関係が破たんしている
家庭でのストレス以前に、長い間夫婦間の会話がない、別居をしているなど夫婦関係そのものが壊れてしまっている場合も、既婚者が恋愛に走る理由になります。
夫も妻もお互いに気持ちはなくなっていても、いざ別れるとなると経済的なことや世間体などの問題から、夫婦の形だけを残している状態です。時期がくれば、何かきっかけがあればいつでも夫婦関係を解消するつもりでいるので、既婚者男性は不倫という感覚ではなく、本当の意味で新しい恋愛を求めていくのです。既婚者女性が恋愛をしたくなる時って?
女性としてときめきを感じたい
夫婦での生活が長くなると、次第にマンネリ化してしまいます。幸せで充実した生活に憧れて結婚したのに、現実は違ったということはよくあることです。
毎日家事や育児、仕事に追われ、結婚前に描いていた自分の姿はどこにもありません。このギャップがだんだん埋められなくなったとき、既婚者女性はまたときめきを感じる恋愛がしたいと思うのです。自由に恋愛を楽しんでいる女性が羨ましい
周りの友人たちが結婚しても、あまり焦らずに自由に恋愛を謳歌している女性たちは多くいるものです。そんな女性が友人にいたら、既婚者女性は羨ましく思ってしまうことも少なくありません。
仕事に家事や育児と忙しさに追われて、自分に余裕がなくなってしまった時の既婚者女性は、独身の友人が恋愛を楽しんでいる姿が普段より羨ましく映ってしまいます。そんな時、周りより早く幸せを手に入れている事を忘れてしまい「自分もちょっとだけなら」と、魔が差してしまう事があるのです。