ヨーグルトの健康に良い食べ方
ヨーグルトは、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が多く含まれた栄養満点な食材です。そんなヨーグルトの善玉菌を増やしながら食べることができれば、これほど効率的なことはありません。
ヨーグルトは、食物繊維、オリゴ糖、ビタミンCと一緒に食べることがベストといえる食べ方です。とくにオリゴ糖は善玉菌のエサとなり、悪玉菌の増殖を防ぎます。オリゴ糖ははちみつなどに含まれています。目的に合わせた3つのタイミング
私たちが本来持っている腸内の細菌は、たとえ有用菌であっても外部から入ってきた細菌を体外に排出しようとします。そのため、ヨーグルトの善玉菌は腸内に定着することはありません。
毎日食べるタイミングを決めるなど食べ方を意識しなければ、思うような効果は得られないでしょう。また、毎日400グラムから500グラムを継続して摂り続けるのがヨーグルトの理想的な食べ方とされます。1:便秘解消が目的の場合
ヨーグルトの効果で一番に思い浮かぶのは便秘解消です。便秘はさまざまな不調を引き起こすため、解消するのは健康にもベストな選択肢といえます。便秘解消におすすめなヨーグルトの食べ方は、食物繊維、ビタミンA、C、Eが豊富な食材と組み合わせる食べ方です。
バナナやカボチャ、さつまいも、グレープフルーツなどをヨーグルトと混ぜて食べると、便秘解消効果が期待できます。2:ダイエットが目的の場合
腸内環境を整えることは、美肌やダイエットにも効果的です。適度な運動や健康的な生活リズムにヨーグルトをプラスしましょう。炭水化物などの糖質を減らし、ビタミンや食物繊維、ミネラルの多い野菜を多く摂取するように心がけます。
そして、良質なたんぱく質やカルシウムを多く含んだプレーンのヨーグルトを、生クリームや手作りのスパゲッティ、チーズの代用品として使用することがおすすめの食べ方です。3:骨の健康を守りたい場合
ヨーグルトは牛乳を発酵させてつくる食品です。乳酸菌に注目されがちなヨーグルトですが、含まれているカルシウムの量は、牛乳と同等かそれ以上ともいわれています。
また、乳酸とカルシウムが結び付き「乳酸カルシウム」となることでカルシウムの消化、吸収がよくなるため、牛乳単体よりも効果が期待できます。カルシウムを強調したヨーグルトをプレーンで食べる食べ方が、最適といえるでしょう。ヨーグルトにちょい足しする5つの食べ方
ヨーグルトをプレーンで食べるという食べ方はたしかに健康的です。しかし、そのままの食べ方を続けていても、酸っぱくて食べ飽きてしまうというのも事実です。そこで、ヨーグルトにちょい足しすることで、食べ方のバリエーションを広げてみるのはいかがでしょうか。
また、ヨーグルトと組み合わせることによってさらなる健康効果が期待できる食材もあります。ここでは、ヨーグルトの食べ方を広げる食材を5つご紹介します。1:グレープフルーツ
美容やアンチエイジングに効果的なビタミンCを含んでいるグレープフルーツは、甘酸っぱくプレーンヨーグルトに程よくマッチします。さらに、グレープフルーツは100グラムあたり38キロカロリーと低カロリーなため、ダイエットにも最適です。
またオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の香りは、脳の活性効果を助け、朝の落ち込みを回復してくれる心理的効果も期待できます。朝食に取り入れ、さわやかな朝を過ごしましょう。