離婚・認知での子供の養育費の平均相場
支払われる?支払われない?
結論からいうと、養育費と面会交流というのは、まったくの別問題であり、切り離して考えるものとされています。ですので、養育費を支払っているから、子供との面会が出来て当然という考えは間違っているといえます。
養育費の支払い義務はなくならないので、もし滞ってしまったら、手続きを経て請求を行っていきましょう。養育費未払いへの請求方法
大まかに3種の方法があります。通常は上から順に行っていくのが一般的です。
①まず自分でメール・電話・手紙などを使って「期限を区切って」支払いを促す内容のものを相手へ伝えます。 ②上記で効果がなければ、内容証明を送ります。内容証明では手紙を送ったことを証拠として記録してもらえます。 ③ダメなら、さらに次の段階である、履行勧告「(相手に対し義務をはたすよう勧告する)を行います。家庭裁判所へ出向くか、電話で申し込むことが出ます。手数料は無料です。 ④最後は強制的に支払ってもらう方法です。直接執行は家庭裁判所からダイレクトに差し押さえ(財産や給与など)を行うものです。間接執行よりこちらが一般的です。子供との未来のために、次への基礎を築こう!
これまで見てきたように、養育費とは子供の権利であり、支払うことは養育の一部を担うという意味で、親の義務といえます。その為にも知識を持って、交渉を行っていきましょう。
算定表だけではわからない詳細な金額の見方や、手続き方法など、無料の法律相談などを使っていくのも一つです。また場合によって弁護士を利用する場合も、法テラスを利用したり賢く対処していくことも必要です。 大変な思いをした分、子供との未来は輝くと信じて、一歩ずつ前へ進んで行きましょう!