麦飯とは
意外と知っているようでいて知らない麦飯、特にその栄養価はどれくらいあるのでしょうか。大麦を恒常的に食べ続けることで便秘解消やダイエット、生活習慣病対策といった健康的な効果が実感できます。日本人が白米だけを食べるようになったのは、実は戦後以降のことです。それまでは麦や雑穀のほうが割合的に多かったとされています。
今回は麦飯についての特集です。麦飯のレシピを中心に大麦の秘密に迫っていきます。麦飯のアレンジレシピ10選
麦は白米より粘り気がなく独特な香りがあります。昔は、そんな麦を摂取する機会のほうが多かったことから、白米が貴重だとされていました。しかし麦飯に食物繊維を中心に豊富な栄養素が含まれていることが分かり、近年では麦飯が見直されています。
麦飯は誰でも簡単に続けることができて、からだのメンテナンス方法としても最適な穀物です。そんな麦飯を使ったさまざまなレシピをご紹介します。今夜の食卓にいかがでしょうか。レシピ1:<ご飯がメイン!麦飯とミソ味トロロ>
麦飯といえば、必ずと言っていいほどに山芋・とろろがマッチする食材になっています。絶妙なマッチングですが、その由来については今持って謎のままです。
昔、それほど裕福ではなかった時代に、白米を食べることが珍しいだけに、麦飯が代用されてきたその文化の中で食べやすさを求めた結果、山芋を擦り下ろしたとろろが合って食べやすいと考えついた人がいたのだろうとされています。1)ダシを作る2)山芋‥中2本を擦る3)ダシ‥300ccに味噌‥ゴルフボール2個分を溶く4)2)へ3)を少しづつ入れながら混ぜる好みで食べる時わさび醤油をたらり
レシピ2:<麦飯団子のスープ>
麦飯団子は、前の日に余った麦飯をアレンジして作ったレシピだそうです。麦飯を丸めて団子状にして、スープで雑炊のようにしたら美味しいかなという発想に至って試したところ、思った以上の完成度だったというレシピです。特に冬の寒い時期には、丁度いい優しい味がしてきそうでおすすめです。
麦ご飯はボウルに取って擂り粉木などで粗く潰し、小さく丸めてから平に形作り、グリルで焼きます。鶏肉に小さじ1の塩をすり込んで暫く置き、小さめの一口大に切ります。ひき肉に塩小さじ1/4くらい加えて粘りが出るまで捏ね、すりおろした生姜を入れて小さなボール状に丸めます。大根は厚めのいちょう切りに、人参は半月に切ります。鍋に鶏肉、大根、人参を入れ、かぶるくらいの水を入れて煮立て、アクを取り除き弱火にして20分くらい煮ます。鶏団子を加え、味をみながら味噌を入れていきます。※鶏の下味に多めに塩を使っているので、いっぺんに入れずに少しずつ足してください。味が整ったら、1センチくらいに切った葱と、麦飯団子を入れ、2~3分煮ます。仕上げにバターを加え、溶けたら出来上がり。
レシピ3:<蕎麦屋のまかない鴨めし(鴨蕎麦飯)>
元々は蕎麦屋さんの中での「まかない」として作られたお試しレシピです。蕎麦屋さんなら鴨南蛮などを扱うことがあるので、鴨の肉が余った時にそれを使って麦飯とアレンジして作ってみたメニュだそうです。
シンプルな感じをさせながら、やはりそこはプロの底力が見え隠れする、そんなこだわりな側面も垣間見れます。米には蕎麦米(蕎麦の実)を1/4混ぜ込み炊くその際にチー油(鶏脂)と,チキンスープストックを1合に対し小さじ1弱入れると風味が増す鴨は赤みが消えるまでめんつゆ(希釈なし)2酒1(鴨がぴったり収まる大きさの鍋でひたひたより少なめの7分目程度)で煮る途中灰汁をシノアで漉す鴨は煮ても煮ても鶏を煮たときのように「やわらかくならない」水分がこのようになくなりかけて火が通ったら 出来上がり 蕎麦飯にかけていただく汁の量はお好みで