赤身肉のダイエット効果
ダイエット中にこそ赤身肉を食べた方がよいという事をご存知でしょうか。ヘルシー志向の方たちやダイエットに対して積極的な方こそ赤身肉を食べています。肉にはさまざまな種類があり、一般的には「鶏肉」「豚肉」「牛肉」が食卓に並ぶことが多いでしょう。
「赤身肉」とは肉の色が赤い部位のものを指して使う言葉です。今回は、肉のなかでもダイエット効果が高いとされている「赤身肉」の美容効果やレシピについてご紹介します。1：脂肪燃焼を促す
「赤身肉」には脂肪燃焼効果が高いとされている「L‐カルニチン」が多く含まれています。体内でも作られているL-カルニチンですが、「赤身肉」を食べることで脂肪燃焼効果が高まるため、ダイエットをしている方は積極的に摂取した方がよいでしょう。
「赤身肉」の中でも、L-カルニチンが豊富に含まれているのは「牛肉」や「羊肉」とされています。「羊肉」は「ラム」や「マトン」とも呼ばれておりジンギスカンなどが有名です。2：消化にエネルギーを使う
「赤身肉」は消化までに時間がかかるため生野菜などと合わせて食べることで、よりダイエットに効果的とされています。「赤身肉」は消化するためにたくさんの消費エネルギーを使って消化します。
高たんぱく質の赤身肉は、糖質などのような栄養素と比べてみても脂肪になりづらく、ダイエットをしている方にとってはおすすめの食材といえるでしょう。効率よくタンパク質を吸収させるためには野菜などと組み合わせて摂取してください。3：筋肉を作り基礎代謝を上げる
「赤身肉」には筋肉をつけるための材料となるタンパク質が豊富に含まれています。筋肉をつけることで基礎代謝を高めて余分な脂肪を燃焼させる痩せ体質を作るためには「赤身肉」を食べることが効果的です。
「赤身肉」を食べることで筋肉が付きやすくもなりますし、「赤身肉」には不足しがちな鉄分も豊富に含まれており、美容効果も期待できるため、髪の毛のボリュームがアップしたり肌にも潤いや張りなどを実感することができます。赤身肉のヘルシーレシピ19選
ヘルシーでダイエットにもおすすめの「赤身肉」を使ったレシピをご紹介します。筋肉の材料となる豊富なタンパク質を取って、筋肉をつけて痩せやすい身体を手に入れましょう。
痩せやすい体質にするためには「赤身肉」を料理に取り入れる必要があります。そのために「赤身肉」を使ったレシピを参考にしてみてください。「赤身肉」の調理方法としておすすめなのは「煮る」「蒸す」「焼く」で、油で揚げるなどは避けると良いでしょう。1：赤身肉カサマシでヘルシーな煮こみバーガー
牛の赤身肉と高野豆腐を使ったヘルシー煮込みバーガーレシピです。生地がゆるいと成形しにくくなってしまいますので、玉ねぎを加える際は玉ネギの水分をしっかりとしぼってから混ぜ合わせるようにしましょう。
牛肉赤身 230ｇ 高野豆腐 ２個 玉子 １個 豆乳 大さじ４ ナツメグ 少々 玉ねぎ（みじん切り） １個 ハウス特選本香り生にんにく（瓶） 小さじ２ ★椎茸 ６枚 ★バター ４０ｇ ★玉ねぎ １個 赤ワイン ２００ｃｃ ★GABANのシーズニング＜ステーキ＞ １袋 ★中濃ソース 大さじ６ ★ケチャップ 大さじ６ ★ミックスビーンズ １缶
1.高野豆腐はぬるま湯に漬けてふやかす。 水分をッぷりと含んだら水気を絞り細かく刻む。フォードプロセッサーで細かくする方が簡単です。溶き卵と豆乳をあわせ混ぜて置く。 2.赤身の牛肉は脂を取り除いて包丁で細かく刻み、そしてひたすら叩く。 微塵切りにした玉ねぎの水分を絞る。 ハウス特選本香り生にんにく（瓶）小さじ２と他の材料を全てボウルに入れ、粘りが出るまで捏ねたら冷蔵庫に入れて冷やす。 3.４等分し、それぞれを成形する。中火で熱したフライパンを弱火にしハンバーガーを焼く。 周りに火が通り白っぽくなったら ひっくり返す。調度良い焼き色が付いてます。 焼けたらバッドにあけて置く。 4.③のフライパンを綺麗にし、★印のバターを入れてくし形に切った玉ねぎを弱火で炒める。しんなりしたら、ペーパーで綺麗にした椎茸の石づきを取ってスライスしたのを入れて炒める。 ミックスビーンズは水で良く洗い灰汁を取り除いた物を入れて更に炒める。 5.④の赤ワインを注ぎ入れて蓋をして３分間煮込む。③の焼いたハンバーグを戻し入れて弱火で５分間煮こんだら完成。
2：ヘルシーな赤身肉と赤ワインのマリアージュ。
ヘルシーでジューシーな赤身肉のかたまりステーキレシピです。赤身肉のかたまりを全面焼き色を付けるように焼いてから、中まで火をとおすための低温調理方法は、覚えておくと色々な食材に使えて便利ですので、実践してみてはいかがでしょうか。
【材料 ２人分】 ・牛ステーキ用かたまり肉・・・２５０～３００ｇ ・サラダ油・・・少々 ・クレソン・・・１～２束 ・塩（精製塩以外のおいしいもの） ・醤油 ・生わさび ・にんにく ・ぽん酢 など好みの調味料 （糖質を気にしないのであれば市販のステーキソースでもＯＫ） 【そのほか必要なもの】 ・耐熱性のあるファスナー付きポリ袋 ・１．５リットルくらいの熱湯と入る鍋
【作りかた】 １、 牛肉は焼く３０分以上前に冷蔵庫から出して室温に戻す。 フライパンにサラダ油を熱し、全面を１分くらいずつ強火で焼き付ける。 取り出して２～３分冷ます。 ２、 ファスナー付きポリ袋に牛肉を入れて空気を抜きながら口を閉じる。 沸騰させてから一呼吸置いた熱湯に入れる。 そのまま触れるくらい(４０～４５℃)の熱さになるまで放置する。 （レアが好みの場合はフタをせず、ミディアムはフタをして長めに置く） ３、 クレソンを洗って食べやすい長さに切り、牛肉と共に盛り付ける。
3：柔らかビーフとトマトのペッパー炒め
牛の赤身肉を使ってトマトと一緒に炒めたヘルシーレシピです。牛の赤身肉は、値段も手ごろで食材としても使いやすいアイテムといえるでしょう。赤身肉をトマトと玉ねぎと一緒に炒める時には玉ネギのシャキシャキ感を損なわないようにすると美味しく召し上がることができます。
牛赤身切り落とし 100g トマト 大１個（200g） 玉ねぎ １/2個 A粒マスタード 小さじ１ A酒 小さじ１ Aはちみつ 小さじ１ Aガーリックペッパー 適宜 A片栗粉 小さじ１ 小麦粉 適宜 B酒（あれば紹興酒） 大さじ１ Bオイスターソース 小さじ２ B醤油 小さじ２ Bトマトジュース 50cc
1.牛肉にAの下味をもみ込み、くるくると巻いて直径２～３cmのボール状にする。小麦粉をしっかりまぶす。 2.トマトは一口大に、玉ねぎは１cmのくし型に切る。 Bを混ぜて合わせ調味料を作っておく。 3.フライパンにオイル少々を熱し、１の牛肉を焼く。 全体に焼き色がつくように転がしながら中火で焼く。 4.いったん肉を取り出し、玉ねぎを入れて炒める。少し透明感が出てきたらトマト、Bを加え、１～２分中火で煮る。 5.牛肉を戻し、塩で味を整え、全体に少しとろみがついたら出来上がり。
4：簡単ローストビーフ
赤身肉を使った簡単ローストビーフのレシピになります。赤身肉とハーブ、ブラックペッパーを使って焼いてアルミホイルに包むだけで手軽にできますので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
＝材料・分量＝ ローストビーフ用赤身肉 １パック ハーブ塩 適量 ブラックペパー 適量
＝作り方＝ お肉にハーブソルトをふります そのまま常温で１時間くらい置きます フライパンで４～５分焼き ひっくり返し同じ時間焼きます その他２面は１～２分焼きます アルミホイル２枚でしっかり包み 上から布巾で包む ３～４時間放置します もしお肉が生だったら また焼いてアルミホイルで包んで下さい
5：醤油麹で柔らかサイコロステーキ
ステーキ用よりもお得な値段で嬉しい肩ロースを使ったステーキのレシピです。肩ロースは筋があったり硬い部分が多いですが、醤油麹につけておくことで柔らかくヘルシーに食べることができます。
【材料 ２人分】 ・牛ロースかたまり肉・・・２５０～３００ｇ ＜Ａ＞ ・醤油麹・・・大さじ１～（醤油麹の塩気による） ・胡椒・・・少々 ・ガーリックパウダーまたはおろしにんにく・・・少々 ・サラダ油・・・少々
【作りかた】 １、 牛肉は全体をフォークなどでまんべんなく刺す。 大きめの一口大に切る。 ２、 ポリ袋などに入れ、＜Ａ＞を加えて全体によくもみ込む。 空気を抜きながら口を閉じ、冷蔵庫でひと晩～１日寝かせる。 ３、 焼く３０分以上前に冷蔵庫から出しておく。 フライパンにサラダ油を熱し、全体に焼き色が付くまで焼く。 （焼き加減は好みですが普段の焼き具合より少し時間を短く） ４、 アルミホイルに焼いた肉を包んで５分くらい置き、予熱で火を通す。 （その間に付け合わせを炒める。今回はしめじとエリンギ）
6：ステーキ肉で簡単〇〇〇丼♪
サッと手軽にできるステーキ肉を使ったローストビーフ丼のレシピになります。ステーキと相性のよいガーリックバターライスはダイエットを考えている方は少なめにしてみると良いでしょう。ローストビーフの肉は火がとおりにくいため、ステーキ用の肉を使うことがポイントとなっています。
【材料】（2人前） ステーキ用牛肉・・・2枚分（約300g） 塩・・・少々 胡椒・・・少々 にんにく（チューブ）・・・大さじ1 オリーブオイル・・・大さじ1 ＜ソース＞ A玉ねぎ・・・1/2個 A醤油・・・大さじ3 Aみりん・・・大さじ3 A酢・・・大さじ1 Aコチュジャン・・・小さじ2 A水・・・大さじ2 Aにんにく（チューブ）・・・小さじ1/2 ＜ガリバタライス＞ ゴボウ・・・50g ごはん・・・300g 塩・・・少々 胡椒・・・少々 無塩バター・・・大さじ2 にんにく・・・1片 ＜トッピング＞ 卵黄・・・2個 糸唐辛子・・・適宜 万能ねぎ・・・適宜 サニーレタス・・・2枚 ガーリックチップ・・・5個
【作り方】 下準備：牛肉ににんにくをすりこみ、ラップで包んで15分常温に戻しておきます （夏場など気温が高い日は、傷まないように約10分程度にしましょう） 1．ゴボウは水洗いして包丁の背で皮をむき、ピーラーでささがきにしておきます。 サニーレタスは水洗いして一口サイズにちぎり 万能ねぎ・にんにくは細かく刻んでおきましょう。 2．ガリバタライスを作ります。 フライパンにバターを入れ中火にかけ、溶けたら、にんにくを入れます。 香りが出てきたら、ゴボウを入れて炒めます。 ゴボウがしんなりしてきたらライスを入れ、全体を炒めたら 塩・胡椒をふって一度皿にうつしておきましょう。 3．玉ねぎはすりおろしにしてから、Aをボウルに入れて混ぜ合わせます。 4．焼く直前に牛肉全体に塩・胡椒をしておきます。2で使用したフライパンにオリーブオイルを入れ、牛肉を中火で1分焼きます。その後、裏返して弱火で2分焼きます。 5．フライパンから肉を取り出し、まな板の上において粗熱をとります。 6．粗熱をとっている間に、ソースを作ります。4で使用したフライパンに3を入れ、全体をよく混ぜて1分煮立たせます。 7．5の牛肉は薄くそぎ切りにします。 丼にガリバタライスを盛り、まわりにサニーレタスをのせます。 ライスの上に牛肉を盛り、ソースを全体にまわしかけ、卵黄や万能ねぎ、ガーリックチップ、糸唐辛子をトッピングしたら完成。
7：ヘルシーサラダ
赤身肉の薄切りを使ったヘルシーサラダのレシピです。野菜は自分の好みのものを使っても美味しく食べることができます。サッとゆでて氷水に冷やしたお肉は、野菜といっしょにお皿の上でできたドレッシングに良く絡み合い、食感も楽しい料理です。
材料（1人前） ＊PODOR(ポドル） ピスタチオオイル大さじ１ 赤身の牛薄切り50ｇ位 お好みの野菜…千切りキャベツ（今回は発酵キャベツ使用）80ｇ位。 ミニトマト3個、ラディッシュ2個、きゅうり1/4本、柚子、胡椒、塩、 他に抹茶塩等好みのお塩
①湯を沸かし牛肉をサッとゆで氷水に浸し、キッチンペーパーで水けをとっておく。 ②きゅうりは縦に薄くスライスし丸めて楊枝で止めておく。 生キャベツは刻んで軽く塩をし、馴染ませ、少しおいて水けを軽く切る。 （発酵キャベツは軽く水けを切る）トマトやラディッシュは半分、柚子は上部カットしておく。 ③お皿に、キャベツを盛った上にお肉をのせ、周りにカットした野菜を並べ 胡椒をふり、ピスタチオオイルをお肉の上やお野菜にかける。
