豚ハツとは
豚ハツとは、脂肪が少なく淡白な味わいをした豚肉の部位のことです。ロースやヒレなどとは違い、下処理には手間がかかります。ですが値段は手ごろで、しっかりとした歯ごたえと味わいが楽しめます。栄養価も高く、健康効果も期待できます。
以下では、豚ハツが具体的にどの部位であるのか、そして下処理のポイントについて紹介します。どこの部位か
豚ハツが何処の部位かといえば、それは心臓です。豚に限らず、牛や鶏の心臓もハツと呼びますので、豚の心臓のことだけを指す場合は豚ハツと呼ぶ必要があります。語源としては、英語の心臓を意味する「hearts」の発音からきているといわれています。
牛のハツは脂肪が少なく淡泊な味わいが好まれ食べられることも多いですが、豚ハツは脂肪が多いため自分で取り除くなどの手間がかかります。下処理のポイント
豚ハツの下処理のポイントは、脂肪と臭みを取ることです。豚ハツは牛のハツなどと比べて脂肪が多いため、これをまず取り除く必要があります。そのあと臭みを取り除くために、いくつかに切り分けてから血を洗い流します。
血を流し終えたあとは、食べ易い大きさに切っておく必要があります。ハツは心臓ですので筋肉の塊でかたいためです。そのあとに塩もみして洗い冷水に漬けておきます。塩もみすると縮むので注意が必要です。豚ハツのおすすめレシピ10選
豚ハツは下処理に手間はかかりますが、コリコリとした食感と淡泊な味が美味しい食材です。値段も安く、家庭で手軽に作れます。料理の仕方次第で色々な味を楽しむこともできますので、多くのレシピを知っていると便利です。
以下では、豚ハツのおすすめレシピ10選を紹介します。レシピ1：＜豚ハツのニンニクたまり醤油漬け焼き＞
豚ハツをニンニク入りのたまり醤油に漬け込んだものを焼いた料理、それが豚ハツのニンニクたまり醤油漬け焼きです。フライパンで作れるので、家庭でも手軽に作れます。ビールなどのお酒との相性も良く、七味唐辛子をかけて食べると美味しさが増します。
＜ 材料＆レシピ ＞ ・豚のハツ（心臓スライス）
・たまり醤油（なければ醤油でイイヨ～） ・すり下ろしニンニク
・七味唐辛子（お好みで） 豚ハツ、スーパーで安く売ってたので Get' ♪ ニンニクをすり下ろしてっと (＾＾ゞ たまり醤油を加えて モミモミ Time ☆適当に放置 ＾＾／ 10分くらいでいいかなぁ
フライパンを熱してサラダ油を投入！ 豚ハツさんを焼き始めます
うむ、醤油の芳ばしい香りとにんにくの .......... とりあえずビール持ってくるよし！焼けた！！ あとは器に盛りつけて、七味をふんだんに いけ！いけ！GoGo！
レシピ2：＜タンハツ鍋＞
豚ハツと豚タンを使った鍋料理、それがタンハツ鍋です。豚ハツも豚タンもスーパーなどで安く手に入るので、コストパフォーマンスの良い料理です。鍋ですので多くの野菜と共に食べることができ、栄養面からも優れた料理と言えます。豚ハツのコリコリとした食感が楽しめる美味しい料理です。
タンハツ鍋材料（たっぷり2人前） 豚タン･･････････1本 豚ハツ･･････････1個（ブロック？） もやし･･････････1袋 キャベツ･･････････1/4個 ニラ･･････････1束 油揚げ･･････････1枚 にんにく･･････････3かけ 出汁（今回はカツオ）･･････････たっぷり (A) 砂糖･･････････大さじ2 (A) 酒･･････････大さじ5 (A) 醤油･･････････大さじ5 (A) 塩･･････････小さじ2
作り方 下茹でして、煮るだけなので特に作り方などはないのだけれど。
1.ハツを流水で洗い食べやすい大きさに切る 2.タンも水洗いをしておく（後で切るので、そのままでOK) 3.鍋を2つ用意し、それぞれに水を張り沸騰したら、ハツとタンをそれぞれ別の鍋に入れて30分ぐらい下茹でする 4.タンは茹でた後、表面についている白い膜を包丁でそぎ落とし、食べやすい大きさにカットする 5.土鍋に出汁を注ぎ、(A)の調味料と具材を入れて煮込めば完成
レシピ3：＜豚ハツのスタミナ漬け＞
軽く血抜きした豚ハツを大蒜じょうゆで味付けした料理、それが豚ハツのスタミナ漬けです。豚ハツは栄養価に優れ、疲労回復効果も期待できる食材です。そうした疲労回復効果を、より一層高めてくれる料理です。
◆豚ハツ