ザーサイとは
ザーサイは中国四川で生まれた、アブラナ科アブラナ属のからし菜という野菜が「変異」してできた品種のことです。日本人にも親しまれている高菜の仲間ですが、ザーサイはコブのように膨らんだ茎の部分だだけを食べます。
からし菜という名前どおり、辛みを感じる味が特徴です。おすすめの食べ方
ザーサイは一般的に「漬物」として加工されたものが多く売られており、おすすめの食べ方も漬物です。
生の状態のザーサイは緑色をしていますが、漬物になったザーサイは茶色で古漬けのような状態になっています。一度塩漬けにしたものを、調味料などを使って本漬けにするという工程を経ているものが、スーパーなどでよく見かけるザーサイです。 漬物単品としてだけでなく、薬味として使われることも多いという特徴があります。ザーサイの簡単レシピ10選
生よりも漬物にしてあるものを食べる人が多いザーサイですが、漬物そのままとして食べるのではなく、その美味しさを生かしたレシピがたくさんあります。その中から厳選した10品を紹介します。
レシピ1:大根とザーサイのピリ辛サラダ
ザーサイのうま味とコクが加わることで、大根やカイワレなどのさっぱりとした淡泊な味の野菜たちにアクセントが生まれます。
ピリ辛風味で食欲をそそるのでおつまみはもちろん、普段使いのおかずに、プラス一品すれば食物繊維をしっかり摂れる嬉しいメニューです。 普段はあまりサラダや生野菜はバリバリ食べられないという人でも、ザーサイでパンチが効いているこのサラダなら、きっと食べやすく感じるでしょう。
【材料】大根 8センチ(400g)・ザーサイ 1瓶(100g)・カイワレ大根 1/2パック ★醤油 大さじ1★酢 大さじ1★ゴマ油 大さじ1★豆板醤 小さじ1/3 【作り方】 1.大根は千六本にカットする。カイワレ大根は根元をカットするザーサイは大きいようなら食べ易い大きさにカットする 2.★の材料を混ぜて中華ドレッシングを作り、大根・ザーサイ・カイワレ大根を入れて和えたら出来上がり
レシピ2:鶏肉とザーサイのごま油和え
材料をカットして、調味料をサッと混ぜ合わせればでき上がるので、時間の無いときにも簡単に作れるレシピです。鶏肉を茹でる時間がないときには「サラダチキン」を利用するとさらに時短できるでしょう。
ピリリと辛い味が後を引くので、ビールのおつまみに最適です。たっぷりと量があっても、気づけば箸が止まらなくなるでしょう。
材料:鶏胸肉1枚・ザーサイ60g・ネギ(白い部分)1本・ごま油大さじ2・ラー油小さじ1/2 ・鷹の爪(お好みで)・塩(調整用)適量・白ごま(飾り)適量 作り方:1.鍋に水を入れ沸騰したら鶏を火が通りやすいように1/4程にカットして入れて茹でる2.鶏に火が通ったら手で細く裂いてボールに入れる。鶏を茹る間、その他の具材を準備 2.ザーサイはザルで水気を切り2,3mmの細さにカットしておく。ネギは洗って、白髪ネギして水につけておく(辛いのが好きな人は鷹の爪を輪切りにして準備) 3.1の鶏と2のザーサイと水を切ったネギを合わせたら、調味料を全て入れて混ぜ合わせる 味が整ったら、仕上げに白ごまをパラパラふってできあがり
レシピ3:ザーサイとレタスの卵炒飯
シャキシャキ感を大切にするために、レタスは少し大きめにちぎって入れます。調味料は中華系のものでもOKですが、五香粉(ごこうふん)があれば、仕上げに加えると台湾の屋台で食べるようなアジアンな味になります。
油葱酥(エシャロットの素揚げ)もあれば加えるとさらに風味がアップします。ザーサイの塩加減によってオイスターソースの量を調整すると、味が濃くなり過ぎず美味しくいただけます。