じゃがいもは生で食べられるのか
結論から言えば、ジャガイモは生で食べても大丈夫です。シャキシャキとした歯ごたえのある食感を楽しめます。
じゃがいもを生で食べる最大のメリットは、何と言っても栄養分をそのまま摂れることです。煮たり茹でたりすると栄養分が水に流れてしまうことがありますが、生で食べることで防止できます。 ただし、じゃがいもの芽や緑色には有毒物質ソラニンが含まれています。食べる前に芽や緑色の部分を綺麗に除去しておきましょう。生で食べるじゃがいものレシピ10選
ここでは、生で食べるじゃがいものレシピをいくつか紹介します。生のじゃがいも料理には、加熱調理したじゃがいも料理とはまた違った食感や美味しさがあります。気になるレシピがあれば、ぜひ挑戦してみてください。
レシピ1:じゃがいも団子の月見椀
生で食べるじゃがいものレシピその1は、じゃがいも団子の月見椀です。じゃがいも団子は、れんこん餅からヒントを得て作り上げました。
ここでは生じゃがいも団子のみを紹介していますが、マッシュポテトで作った団子も用意し、同じ食材で違う食感を楽しめるようにしています。 湯せんをしながら根気よく練るのが、生じゃがいも団子を美味しく作る重要ポイントです。仕上げにかける餡は、関西風の甘く上品な味付けにしています。調理時間:15〜30分 人数:2人分
じゃがいも 300g ツナ 大さじ山盛り1 塩 小さじ1/4 だし 1/4カップ 酒 小さじ1 片栗粉 適量 揚げ油 適量 だし 1カップ 薄口しょうゆ 小さじ2 酒 小さじ2 みりん 小さじ2 砂糖 小さじ1 塩 ひとつまみ 水溶き片栗粉 適量
1.じゃがいもの皮をむき、粗いおろし金でおろします。 2.おろしたじゃがいもを鍋に入れ、ツナ、塩、酒、だしを加え、湯せんにかけます。(直火にすると焦げやすいため) 3.へらで底から練るようにして混ぜていくと、10分くらいで、柔らかいお餅の状態になります。火からおろし冷まします。 4.手水をつけて、3を2等分し、がんもどきのような形に丸めます。 5.片栗粉をつけ、高温の油で揚げます。うっすら焦げめが付く程度で網に上げます。 6.だしを鍋に入れ、うすくちしょうゆ、酒、みりん、砂糖、しおを入れて煮立てます。 7.水溶き片栗粉を回しいれて、とろみをつけたら、火からおろします。 8.5で揚がった団子を器に盛り、あんをかけてできあがりです。白髪ねぎ、大葉などを散らします。
レシピ2:夏野菜でカサ増し焼きそば
生で食べるじゃがいものレシピその2は、夏野菜でカサ増し焼きそばです。市販のソース付き蒸し焼きそばを利用することで、ボリューム満点かつ簡単・手軽なレシピを実現しました。
材料を強火でサッと炒めるのが美味しく作るコツです。他の野菜と一緒に、生のじゃがいもを少し炒めてますが、短時間なのでシャキシャキ食感は失われていません。 いきなり生のじゃがいもを食べるのは抵抗感があるという方にもおすすめのレシピです。調理時間:5〜15分 人数:2人分
じゃがいも 中1個 にんじん 1本 ズッキーニ 1本 市販のソース付き蒸し焼きそば 2人分 ハムスライス 2枚 コーン・青のり 適宜
1.材料の野菜とハムをスライスし、細切りにして(スライサーだと早いです)、水にさらしておく。 2.オリーブオイルを引いて強火であたためたフライパンに、よく水切りした野菜を広げて入れ、そのまま1分ほどおく。 3.2分ほど炒めたら、ハム・コーン・蒸し焼きそばを入れてよく炒め合わせ、付属のソースを入れてまぜる。 4.皿に盛り、青のりをふる。
レシピ3:生じゃがいものサラダ
生で食べるじゃがいものレシピその3は、生じゃがいものサラダです。生の野菜を食べるレシピといえばサラダは外せません。
生のじゃがいもの食感を活かす料理としてもピッタリです。シャキシャキした食感は、舌を楽しませる良い箸休めにもなるでしょう。 じゃがいもをしっかりと水に晒すことが、美味しく作るコツです。酢・醤油・オリーブオイルというシンプルなドレッシングにすることで、サッパリとした仕上がりにしています。
材料 ジャガ芋小2個 セロリの葉6~7枚位 醤油大さじ1 オリーブオイル 大さじ3 酢大さじ1 柚子の皮少々
1ジャガ芋は皮をむいたら、薄い拍子切りにして、水が白くなくなるまで洗ってから、ボールに入れてさらに水に1~2分さらします。 2セロリの葉は細かく刻みます。①のボールに一緒に入れて、水にさらします。 3②の水気を切って、器に入れて、柚子の千切りを散らします。 4醤油・オリーブオイル・酢を混ぜ合わせて、食べる直前にかければ完成です。
レシピ4:じゃがいものナムル
生で食べるじゃがいものレシピその4は、じゃがいものナムルです。薄くスライスされたじゃがいものシャキシャキ食感が後を引きます。
ごまだれやごまドレッシングを使うと、もっと簡単なレシピになるでしょう。 美味しく作るコツはできるだけ薄くスライスすることと、ゆがく時は一瞬ですぐに冷やすことです。これで食感を失わずに、余分なでんぷん質やアクを取ることができます。冷蔵庫で2、3日保存可能です。調理時間:15〜30分 人数:4人分