旦那が嫌いで感じるストレスやイライラの対処法|嫌いすぎるときは離婚?

結婚

旦那が「恋人」から「夫」に変わった時から、旦那が嫌いになってしまうメカニズムが始まってしまっている事を意外とみなさんは考えた事が無いと思います。

旦那が嫌いな理由が、「性格が合わない」「価値観の違い」と決定付けてしまうと、あなたは誰と結婚しても同じ事を繰り返してしまうこと間違いなしです。 旦那は他人です。そして人間はそれぞれ違うという当たり前の事、これが意外と忘れがちです。「旦那を嫌いになる」という根本が実はここにあるという事に気付く事が大切です。 では、旦那を嫌いになるメカニズムをご紹介します。これを見て「そう言われればそうだ」「当たり前の流れなんだ」と思えれば、あなたも「嫌い嫌い」だけでなく「考え方次第」だという事に気付けるはずです。

価値観の違いが「魅力」か「嫌気」か?

独身の頃は、自分にない部分を持っている相手に魅力を感じるものです。しかし結婚すると、魅力に感じていた「違い」に対して受け止め方が変わってしまうのです。その例をご紹介します。

●「マメな人」だなと魅力を感じていたけど、結婚したら「細かい人」になった。 ●「優しい人」と思っていたけど、結婚したら「自分の意見が無い人」だと気付いた。 ●「男らしい人」と魅力的だったけど、結婚したら「亭主関白な人」に変わった。

などです。とても分かりやすい事だと思います。お互い恋人という立場だと魅力的だった事も、家族になってしまうと、見え方が変貌してしまう事が沢山あるのです。 「魅力」が「嫌気」に変貌してしまう、これが旦那を嫌いになるメカニズムなのです。

「こんなはずじゃなかった」はまだ大丈夫な印

今現在旦那さんの事を「大嫌い」と思っている人も、心の中で「こんなはずじゃなかった」とも思える部分があるのならば、まだ夫婦として切り替えれるチャンスは沢山あるのです。

こんなはずじゃなかったのなら、「どんな風なら良いのか?」を考える事が大切なのです。 一番良いやり方は、「紙に書き出す」方法です。今、旦那の何が嫌いか、どこが嫌いか、を書き出します。そして、旦那にどんな風に変わって欲しいかを考えます。また、大切なのは「理想の夫婦のあり方」も書く事です。 すると、どうして旦那はこんな風になったのかも考える事が出来ます。そこで、自分の非も認める事が大切です。あなたが変われば旦那さんも絶対に変わる部分があるのです。そこから、夫婦の気持ちの立て直しをして行けばいいのです。

産後は旦那を嫌いになりやすいって本当?

産後に旦那を嫌いになってしまう理由には、ホルモンの影響があります。妊娠した時から出産に至るまでには、黄体ホルモンの分泌が大きく増します。まず、妊娠中に感情が高ぶりやすくなったり、イライラしたり喜怒哀楽の波が激しくなるのもこのためです。

そして、出産後はホルモンバランスが一気に崩れます。卵胞ホルモンと黄体ホルモン量が、ガクン!と減少するのです。これがホルモンバランスを崩している状態と言えます。そして、あなたの体がそのバランスを元に戻そうとしている期間中に、イライラが発生しやすくなるのです。 他にも、子供が産まれた事で周辺の環境も激変します。ホルモンバランスが乱れている上に、泣く・飲む・眠るの赤ちゃんと二人である事は、精神的に大きな負担となるのです。これが追い打ちとなると、産後鬱のような状態になってしまいます。

産後は自分の辛い状況を旦那に話す事が大事

産後に旦那を嫌いと思ってしまうのは、「ホルモンバランス」と「環境の変化」が大きく関わっている事が分かったと思います。環境の変化というものは、一概に赤ちゃんが家族に増えたというだけではありません。

ホルモンバランスの乱れに加え、母親は数時間おきに赤ちゃんに授乳しなければいけません。また、誰もいない時、赤ちゃんが泣き止まず心細い思いをする事も、イライラが増す事もあります。加えて、旦那のための家事までしなくてはいけないとなると、嫌いを通り越して、毛嫌いしたまま巣ごもりしてしまう事もあります。 そうなると、うつ状態になってしまいます。この心の乱れやイライラが加速してしまう。誰にも頼れない、という結果が、赤ちゃんへの虐待にまで繋がる事があるのです。 ■心を軽くして子育てをするには 大切なのは、今の自分が「ホルモンバランスの乱れ」や「環境の変化」「赤ちゃんと二人の時の不安」など、きちんと旦那に聞いてもらう事です。 聞く耳がない旦那ならば、「今、ホルモンのバランスが乱れてるから、あなたの面倒までみれない!」「ホルモンバランスが乱れてるせいでイライラして辛いの!」と、ホルモンバランスの乱れを訴えて、軽く家事をストライキするのも効果的です。 旦那さんが、女性の体の変化を理解してくれる事が重要なのです。そういった事が書いてあるホームページを見せるのも良い方法です。辛さを言葉に出す事はとても大切なのです。

旦那には具体的にお願いしよう

産後自分が旦那を嫌いにならないためには、旦那の存在が負担にならないようにする事も大切です。特に家事労働です。

そこで、「自分が疲れている事を悟って欲しい」と考えていては、旦那を嫌いになる事決定!です。大切なのは、あなたがして欲しい事を具体的に伝えるということです。 「眠くて夕飯が作れないからお弁当買って来て」「洗濯物を干して」などです。絶対に旦那に「勝手な期待」は持ってはいけません。期待すると、期待通りにならなかった時に、ガッカリするだけでなく、裏切られた感が出て、ますます旦那が嫌いになります。 あなたが勝手に旦那に期待していただけで、それをしてくれなかった旦那さんは、本来あなたを裏切っていないのです。あなたは自分で自分を苦しめる事になります。なので期待はせずに、して欲しい事をお願いするのです。

「旦那が嫌い」はすべての妻が通る道

夫婦であれば、誰しもが「旦那の事が嫌い」と思う瞬間や時期があります。考え方も、生まれ育ちも違う他人同士が家族を築き上げていく、こんなに難しい事はありません。

しかし、年月を経て、もしやがて自分が大病をしたら、側にいて心の支えになってくれるのは、子供でもなく、人生を分かち合って来た旦那となるのです。そう思うと、一人より二人の方が心強い事に気が付きます。 恋という感情が愛情に変わり、愛情もやがて薄れて行きます。でもそこで、「情」でも何でもいいので、旦那に愛情の代わりの感情を持つことが大切です。本当なら、愛情の次は、お互いへの「慈しみ」であって欲しいものです。
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