アボリジニの4つの歴史と5つの文化|非先住民との格差

雑学
代表的な5つの文化についてみてみましょう。

文化1:ドリームタイム(ドリーミング)

アボリジニの4つの歴史と5つの文化|非先住民との格差

ドリームとは、「夢」のことではなく「生活する、旅をする」ことを意味し、祖先から伝わる数々の天地創造の神話を『ドリームタイム』、それを語り継いでいくことを『ドリーミング』と呼びます。

ドリームタイムには、始まりの時代、創造の時代、伝承の時代があります。現代は伝承の時代で、過去のドリームタイムをたどるドリーミングの時代とされています。文字を持たない彼らは、いまも祖先の教えを語り継ぎ続けています。

文化2:アボリジナルアート

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大自然の中で狩猟生活や採集生活をしてきたアボリジニの人々は、情報の記録や伝達のために、天然の粘土を使って砂絵とし、ボディペインティングしたり、岩壁などに絵をかいたりしていました。

中央オーストラリア砂漠地帯のドット・ペインティングと呼ばれる点描画や、ダーウィン東部熱帯地方のアーネムランドのクロスハッチングが有名です。

文化3:ディジュリドゥ

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ディジュリデゥとは、アボリジニの金管楽器のことです。木製の楽器ですが、発音原理から木管ではなく金管楽器に分類されます。

原材料はユーカリで、シロアリに喰われて筒状になったもので作られます。太さや内径、長さなどは決まっておらず、部族などによって形状や音も異なります。 文献が存在しませんが、世界最古の管楽器の一つではないかと言われています。主に宗教儀式やヒーリングのために演奏してきたと考えられています。

文化4:ブッシュタッカー

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アボリジニたちが伝統的に食してきた、オーストラリア固有の食材をブッシュタッカーと呼びます。栄養価の高い伝統的なブッシュタッカーが、現在オーストラリア国内で見直されています。

カンガルー肉は「ルーミート」といわれ、バーベキューなどでも牛肉と並んで登場するほどポピュラーな食材です。エミュー、クロコダイル、パラマンディ(淡水魚)などブッシュタッカーを使ったネイディブオーストラリア料理が注目されています。

文化5:ブーメラン

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アボリジニは、狩猟や儀式などでブーメランを使っていました。穴掘り、楽器、動物の解体などにも使われていたと考えられます。

また、近年見つかった13世紀ごろに亡くなったと思われるアボリジニ男性の頭蓋骨の傷は、ブーメランによってつけられた可能性があるといいます。 ブーメランの刃には、最大で45センチほどのものもあります。二つの部族のアボリジニたちが、盾とこん棒とブーメランを持つ壁画も見つかっています。
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