ネイティブアメリカン5つの特徴と歴史|独自の文化と接し方
インディアンとの関係
ここまでお読みいただいた方にはすでにご存じのとおり、ネイティブアメリカンとはインディアンと呼ばれていたアメリカ先住民族の新しい呼称です。
アメリカ政府は公共の場ではインディアンをネイティブアメリカンと呼称するように推進していますが、先述したとおりインディアン自身は「自分たちはインディアンである」ということに誇りを持っていて、エスキモーやハワイ先住民も含めた呼称であることに反発をしています。学術用語として
学術用語としてはネイティブアメリカンはインディアン【Indian】、またはネイティブ・インディアンと名称されています。
長い歴史のある方たち
人類史に正式の登場したのがコロンブスの最初の発見であるインディアンの人々は、西洋が主体となっている世界史とは違った独特の歴史を持っています。
数多くの部族にわかれ、アニミズムな宗教観を持ち自然と共存した文化ですが詳しい記述は残っていません。 古代のインディアンは文字ではなく口頭口伝で文化を伝えてきました、インディアンの長い歴史は文献ではなく、現在を生きているインディアンの皆さんが支えています。呼び方を正しい意味で理解しよう
一方ではネイティブアメリカンと称し、一方ではネイティブインディアンと自称する問題があるアメリカ先住民ですが、なによりも大切なのは言葉の意味を我々が理解しているかです。
呼び方で対立構造ができているこの問題の根は深く、人種的に単一民族の日本人には馴染みのないものですが、ネットで世界とつながるのが容易となった現在、多用な文化や背景を持つ人々に敬意を表するためにも呼び方を正しく理解しましょう。