部分3「肩と肩甲骨のストレッチ」
両手を上げて立ち次に肘同士を持ち耳のあたりまで上げ、他にも四つん這いの状態で肩甲骨を寄せていくストレッチも効果的です。どちらのストレッチも痛いと感じると肩と肩甲骨の筋肉が凝り固まっている証拠です。
辛いと感じる場合はゆっくり深く深呼吸をしながらストレッチをすると、痛みを和らげ、かつ効果的に肩と肩甲骨のコリを和らげることができます。コツは無理をしないでゆっくり行うことです。部分4「背中のストレッチ」
座った状態で足をクロスさせ、重なった上の膝を反対側の肘で押さえながら上半身をねじり、終わったら反対側も同じようにストレッチすることで背中に効果があります。背中のストレッチをする際は、いきなり動かずにゆっくりとした動作で呼吸しながら行いましょう。
背中の筋肉をほぐすことで、立つ・座るなどの動作がスムーズにできます。日常生活で使う筋肉をほぐし、血の巡りを良くすることで疲労回復にも繋がります。部分5「脇腹のストレッチ」
足を肩幅に合わせて立ち、手を横に置いたまま片方の手を同じ側の膝にゆっくりと伸ばし、もう片方も同じように伸ばすと脇腹のストレッチになります。
脇腹を伸ばすことで主に腰痛改善に効果が期待できます。また、血流が良くなり凝り固まった筋肉をほぐしてくれます。上半身を垂直に保つようにし、ゆっくりと行ってください。部分6「腰のストレッチ」
まず仰向けになり、両手を横に広げ両膝を揃えて立ちそのまま右側に倒し、次に左側に倒します。このストレッチをすることで腰を伸ばし、筋肉をぼぐしてくれ血流が良くなり腰痛に効果があります。
注意点として、床から両肩を離れないように行い、両膝を倒す際は足の重みだけでひねるようにしてください。こうすることでより効果的に腰をほぐすことができます。部分7「股関節のストレッチ」
まず片膝を立て、もう片方の足を後ろに伸ばし、目線は前を向き背筋を伸ばします。このストレッチは姿勢を支える骨盤と股関節の筋肉を伸ばすことができます。また、股関節の付け根も伸ばしリンパ節を刺激され足のむくみを解消してくれます。
股関節を伸ばすことで歩くなどの日常生活で使う動作がスムーズに行なえます。運動不足や日常生活の動作に不安を持っている方はぜひ試してみてください。部分8「太もものストレッチ」
まず膝を立たせ、片方の足を床につきもう片方の足を曲げてお尻につけ、そ気持ちいいと感じるぐらい伸ばし、その後反対側の足も同じように伸ばします。
このストレッチは太ももの疲れをとって張りや、むくみを解消してくれます。足の血の巡りが良くなるため、座りっぱなしのしごとをされる方や日常生活の動作に不安のある方におすすめです。ストレッチをもっと知りたい方におすすめのアイテム
職場や家などで簡単に行えるストレッチが掲載されている本です。体の不調を和らげるストレッチがたくさん載っており、体の悩みがある方や疲れがとれない方におすすめです。この本を読んで、身体的にも精神的にも健康になりましょう。
ストレッチをするときの注意点
ストレッチをするときに気をつけるべき注意点が6点あり、せっかくストレッチを行ったのに効果が無いどころか逆に悪い効果が出てしまうことがあります。ご紹介する注意点を理解してからストレッチをすると安全でより効果的に行うことができます。
注意点1「呼吸はゆっくりと続ける」
ゆっくり呼吸をすることでストレッチの効果をより高めることができます。呼吸は新鮮な空気を身体に取り込み、不要な身体の中にある空気を外に出すことでデトックス効果を期待できます。
また、ゆっくり呼吸を行うことで寝る前の緊張状態の身体と心を和らげリラックスすることができます。心身ともに緊張状態が続くと、ぐっすり眠れず頭痛や倦怠感といった身体の不調につながります。