足つぼのマッサージポイント12選|マッサージする際の注意点
また、足つぼの「失眠」は、体内の水分代謝を司る働きもあることから、足に溜った水分を減らしむくみも改善してくれます。
首・肩が凝っている
身体の血流が悪くなると「肩凝り」「首凝り」「疲れ目」などの症状が出てきます。肩が凝っている人の多くは、首の凝りや肩の凝りにも悩まされていますが、それ以外にも「目の疲れ」を訴える人が多いのも特徴です。
肩凝りは、一般的に肩甲骨や大胸筋などの筋肉の血流が悪い場合に起こります。足裏には多くの足つぼがあるのでコリコリと硬くなっている部分があれば、その箇所を重点的にマッサージするだけで効果が表われます。症状4:飲みすぎ
ついつい飲み過ぎて二日酔いの状態で出社することがあります。そんな時は、肝臓に良く効く足つぼに「太衝(たいしょう)」があります。
この足つぼは、足の親指と中指の付け根にありますが、強く押すことで肝臓の働きを良くしますので、飲み過ぎた場合には最適な足つぼです。 なお、乳頭の真下で肋骨と交わる部分に「期門(きもん)」というつぼがありますので、二日酔いの予防として飲む前に指圧しておくと効果的です。症状5:食べすぎ/胃もたれ
身体に疲れが溜ってくると、血流が滞って「胃」の働きが弱ってきます。 そんな時に試してみたいのが足つぼマッサージですが、胃の働きを活性化する足つぼにはいくつかあります。
「太白(たいはく)」と呼ばれる足つぼは、足の親指の付け根部分にありますので親指で強く押して刺激して下さい。また、「衝陽(しょうよう)」という足つぼは、足の人差し指と中指の付け根の少し下にがありますので、太白と同様に刺激すると効果的です。症状6:疲れ目
パソコンなどを長時間使った作業をするとドライアイによって、涙の分泌量が減り疲れ目の症状が出てきます。
疲れ目に効く「眼晴(がんせい)」という足つぼは、足の甲側にある人差し指と中指の間にあります。疲れ目の症状が出たら、眼晴に手の親指を当て30回ほど押すと効果が表われます。症状7:便秘
腸を刺激して便意を促す「足三里(あしさんり)」という足つぼは、膝から指幅4本分位下の脛の外側にあります。
毎朝の筆禍として足三里を刺激する習慣を身に付け、親指や中指でグリグリ捏ねるように刺激して便秘の解消に努めて下さい。症状8:風邪で呼吸が辛い
風邪や喘息などで慢性的な呼吸器疾患のある人は、特に冷たい空気を吸い込むと呼吸が困難になることがあります。そのような症状をお持ちの方は、「太谿(たいけい)」という足つぼを刺激することで症状を緩和することができます。
なお、この足つぼの位置はくるぶしの頂点とアキレス腱の中間点にありますので、中指の先で少し強めに20~30回位押すことを心掛けて下さい。症状9:慢性的な腰痛
慢性的な腰痛で悩んでいる方にお薦めな足つぼは、足裏の中央部(土踏まず)にある「腎臓(じんぞう)」です。
なお、右側の腰が痛い場合は右の足つぼ、左側は痛い場合は左側の足つぼを刺激しますが、数秒ずつ間隔を空けて押して下さい。症状10:膝関節の痛み
膝関節の痛みに効く足つぼには、「内膝眼(ないしつがん)」「外膝眼(がいしつがん)」「足三里」「委中(いちゅう)」などがあります。
ちなみに、膝関節の内側が痛いときは「山陰交」と「内膝眼」です。また、外側が痛いときは「外膝眼(がいしつがん)」と「足三里」、全体が痛いときは「委中」と「湧泉」が効果的です。