未婚の母になった理由・後悔すること・結婚する方法・手当

相手の気持ちももちろんですが子供の気持ちも考えましょう。特に小さい頃は繊細なのでさまざまな感情を抱くことがあります。「この人と結婚したい」と決めて相手も子供のことを可愛がってくれるようになったら、子供に話してみましょう。

小さい子供は自分で道を決めることは難しですが、親が強引に道を決めるのも子供にはかわいそうです。3人になった時、またはもう1人子供が増えた時にこの子供が幸せになれるかを結婚の前に慎重に考えてください。

婚姻届けを出していない場合産まれてくる子供は非摘出子となります。非摘出子は父親との親子関係がないので戸籍は母親の戸籍に入ることになり、名字も母親と同じです。父親の欄は空欄となります。

その後に結婚することになると、その子供の実父であれば婚姻届けを提出し子供が認知されれば摘出子となり2人の戸籍に入ります。しかし別の男性との結婚になると養子縁組という形になります。

未婚の母の手当はどうなっているのでしょう。「寡婦控除」「生活保護」「児童扶養手当」について説明していきます。

これは子持ちの女性の所得税や住民税を軽減させるために年収から27万円もしくは38万円を差し引きする制度です。しかしこの制度は「夫と死別した」「夫と離婚した」後に婚姻関係を結んでない人に適用されるため、未婚の母には適用されない制度です。

ある程度の条件を満たしていれば生活保護は受けることが可能です。援助してくれる身内がいない、資産(貯金や財産)が一切ない、病気などで働くことができない、収入が基準を下回ってるなどの条件です。

こちらの制度も母一人で子供を育てる家庭に支給されます。年収によってもらえる月額が変わってきたり申請の書類がたくさんあったり、市区町村で金額も異なったりします。

年収や条件によってもらえない場合でも「児童手当」という手当があり、これは毎月15,000円が支給されるという制度です。

認知する父親か子供の本籍地か所在地の市区町村に提出します。必要なものは認知届、認知する人の印鑑、本人確認書類、認知する父親と子供の戸籍謄本(届け先が本籍地と異なる場合)、認知承諾書(子供が胎児もしくは成人の場合)です。

子供からすれば父親がいないことに対して疑問を抱くことがあるでしょう。理由を母親から聞かされる子もいれば、ずっとわからないまま成長していく子もいます。経済的に苦しい家庭の場合は生活に支障をきたして子供は悲しい気持ちを抱きます。

健康保険に加入していれば出産育児一時金として出産する妊婦さんには42万円が支給されます。それを超える場合は自費で払うという流れです。また自治体によっては、収入によっては指定する病院であれば出産費用を軽減してくれるところもあります。

未婚の母になることを選択することは悪いことではありません。人にはいろいろな事情があるのですから。ただ勢いで未婚の母になることは避けましょう。子供を産んだ後に後悔する人も少なくありませんし今後の生活プランを見据えて決断することをお勧めします。