自己否定|心理・原因・特徴・性格・克服方法
しかしあまりにもスケジュールが過密すぎては、過労で倒れる危険もあります。新しいことに挑戦する際には、身体を壊さないように気を配ることをオススメします。自分を追い込みすぎたら失敗した時の自己否定も強くなるので、定期的な休息も必要です。
まずはその道のプロからきちんと教えを受けて、自分に合ったスケジュールでレッスンに取り込んでいきましょう。向上心があるのはとても素晴らしいですが、間違った結果を導くと周りにも迷惑をかけてしまいます。少しでも上手く行かないと思ったら、一旦足を止めることも必要です。
時には褒めて、時には叱る
褒められれば誰でも喜びますし、何よりも褒めるという行為は人間の脳にプラスの影響があると科学的に証明されています。褒められればやる気は上がりますし、次も頑張ろうという気持ちが芽生えます。逆にけなされてしまったら落ち込んでしまい、気力が無くなってしまいます。
脳は喜びを感じるとドーパミンという物質を生成して、人間が持つ喜びの感情を更に増幅されてくれます。それに伴ってやる気が上がり、思考や物事を決める力も身に付くので、モチベーションの維持も可能です。積極的に褒めることは、理想的な教育でもあります。 ただし、嘘を付いてまで褒めるのは駄目です。明らかな問題行為を褒めてしまったら、当人はそれを間違いだと気付かずに増長して、誰かを傷付けてしまいます。悪いことをしたらきちんと叱りましょう。そうすることで当人も反省し、次までに改善することも出来ます。 ストレスを抱いた脳からはノルアドレナリンという神経物質が分泌されて、ストレスへの耐性を付けてくれます。また過去の経験から注意力も働くようになって、それを回避する為の判断力や集中力も向上させてくれるので、状況を俯瞰する力が身に付くのです。 ドーパミンとノルアドレナリンは人間の脳に必要で、またこの二つの働きをコントロールする効能を持っているセロトニンという物質も重要です。褒めることと叱ることのバランスを考えて、相手の長所と短所を見つければ、理想的な人間関係が保たれて、お互いの成長に結びつきます。常に勉強を続ける
私達は義務教育や、高校や大学でたくさんのことを勉強します。また、他にも習い事をすれば新しい知識が身に付きます。生きている限り、勉強は続けていく必要があります。勉強に良いイメージを持っていない人が多いですが、本当なら勉強はとても楽しいのです。
自分が知らなかったことを学び、その謎が解けるのはとても幸福なのです。また、その知識が役に立てれば更に楽しいですし、誰かの役に立てれば最高に気分が良くなります。尊敬されている人は、決まって勉強を習慣にしていて、どんな分野でも知識を貪欲に吸収しています。 でも、勉強が嫌いになってしまう理由は、誰かに強制されているからです。無理矢理やらされては楽しくありませんし、テストで点数を取る為に一時は勉強をしても当人の力にはなりません。また、点数が低いせいで周りから馬鹿にされては、やる気が落ちて自己否定に繋がります。 義務教育という言葉がありますが、その本来の意味は大人が子供に教育を受けさせるのであって、子供に強制させることでありません。子供が勉強嫌いになったら、どうすれば興味を持って貰えるのかを考えましょう。学校の成績が良くても、幸せに結び付くとは限りません。 例えば、サッカー選手を夢見ているのであれば、国語を勉強することで戦術やフォームの説明が出来るようになって、また算数が得意になればチームの経営に必要な計算が可能になります。このように、子供の興味と学校の授業の結び方を考えれば、勉強の意欲も上がります。あまり誰かの目を気にしすぎない
相手のことを思いやることは大切で、自分勝手に振る舞うのは駄目です。情けは人の為ならず、という言葉があるように、誰かに良いことをすればいつか自分に返ってきます。誰かの為に頑張ることは素晴らしいですし、自己肯定感を上げるきっかけになります。
しかし相手の評価を気にしすぎては疲れます。人から嫌われていないかという不安を抱えては楽しく過ごせませんし、他人の言葉に過剰な反応をしてしまい、ちょっとした一言でも自己否定に繋がるのです。なので、時には気にしないことも心のケアには必要となります。 本当の意味で、人が何を考えているかなんて誰にもわからないのです。また、他人の思考をコントロールすることは不可能ですし、自分で変えられるのは自分だけです。例え無責任に非難する人がいても、自己否定をせずにやりたいことに集中しましょう。