頭脳明晰な人の特徴と性格とは｜サイコパスとの違い・診断項目

周りの空気に合わせながら、その事さえ自分の物にしてしまうという時点でとても得をしているのですが、更にメリットを挙げると、頭脳明晰な人は自分の事を誰よりも分かっているので、「自分がどう動くかで状況が変わる」という考えが常に頭の中に入っています。

だからこそ幾つもの未来のパターンが見えていて、その未来さえも自分の物にしてしまうという、どこか超人的で羨ましい能力を秘めています。つまりは全ての物事を掌で転がしていると言えば想像しやすいでしょう。

そんな何もかも思い通りに出来る頭脳明晰な人のデメリットは感情面をあらゆる所でセーブしている事から、人間味がなかったり、人としての情が欠けている様に見えると勘違いされる面です。上辺ではニコニコしていても、内側では「こうすればいい」という考えが優先されるので、お世辞にも感情豊かとは言えません。

「こうする為には、こんな感情も抑えないといけない。」という考えがあると確かに人間というより、万能なロボットの様にも見えます。 普通の人からみれば、「とても良い人」だとか「とても優れている人」という印象が強いですが、勘の鋭い人や人をよく見ている人から見た場合「感じ悪い知能犯」と思われがちです。

最も他の人が「羨ましい！」と言いたくなるのは容姿端麗な上に頭脳も優れている人です。 人が欲しがる物のほとんどを持ったそんな人は、例え少しのデメリットがあったとしても周りは目を瞑ってしまいます。

ですが、良い事ばかりではなく、実際に近づいて、恋愛などでいいムードになったり付き合ったりすると、必ず相手のデメリットも出てきます。近づくならば友人程度にしましょう。恋愛のパートナーにしてしまうと嫌気がさしてしまいがちです。遠くから「かっこいい」と見ているのが1番でしょう。

映画や海外ドラマで知られている風潮として、「頭脳明晰な人ほどサイコパスであったり、殺人や大きな事件を起こしやすいんじゃないか…」というイメージもあります。確かに史実には頭脳明晰と周りから騒がれた人が実は国内を恐怖に陥れた殺人犯だったり…なんて事はなきにしもあらずです。

ではそんな頭脳明晰な人とサイコパスな人の違いは一体なんなのか？この謎に迫っていきます。

まずサイコパスとは反社会的な思考を持っていて、精神に異常をきたしている人の事をいいます。なので普通の人では考えない様な事を考えてしまうのです。

有名なサイコパス診断の一例で、夫の葬儀中、そこに来た夫の同僚に一目惚れした未亡人がその夜に自分の息子を殺した、という話です。正常な人の回答だと新たな恋に息子が邪魔になったと答えるのが大多数ですが、サイコパスの人はまた葬式を開けばその人に会えると回答するといいます。 こういった常人には中々理解できない上に、目的の手段の為ならば殺人や犯罪を犯しても構わないと、完全に人としての理性を失っている人の事を世間一般では「サイコパス」と言われているのです。