ファザコン女の特徴・ファザコン女の心理・ファザコン女との結婚
ファザコン女の恋愛
恋人への依存が強い
ファザコンな女性の恋愛は、恋人への強い依存心から嫉妬深くなってしまうことがあります。依存するのは、恋人にフラれることを極端に恐れているためです。とくに幼少期に父親の愛情を得られなかったタイプのファザコンの場合には、よりこの傾向が強くなってきます。嫉妬深いのも、恋人を誰にも奪われたくないという不安からきているものです。
恋人がいない時期がほぼない
付き合っている恋人を失うことを恐れる気持ちと同時に、1人でいることを非常に嫌がります。そのため、別れたという話を聞いたと思ったらもう別の相手と付き合っている、なんていう状況が起こります。そんなに頻繁に、恋人と別れるたびに別の相手とすぐに付き合うようでは「軽い女」と見られる可能性もあるのですが、彼女たちにとってはそんな評判よりも恋人がいない状態、という方がよほど怖いものなのでしょう。
年上好き
ファザコン女の特徴のところでも書きましたが、ちょっと年上どころではなく自分の父親でもおかしくないような男性も恋愛対象にしてしまうのが、ファザコンな女性です。年上の男性は余裕があって落ち着いていて、常に年下の恋人を甘やかしてくれる人が多いでしょう。ファザコンの女性にとっては、非常に付き合いやすい相手となります。
自信がない
幼少期に父親の愛情が足りず、または離婚などで会えなかったような女性のファザコンの場合には、恋人と付き合っていても自分に自信を持てません。恋人の昔の彼女と比較しては落ち込んだり、嫉妬してしまいます。このような場合は、自分と元彼女が別の人間であり、別の価値を持っているのだということを自覚できるようになるまでおさまらないでしょう。
ファザコン女との結婚
意外に気が利く奥さんに
ファザコンな女性と結婚なんてしたら、四六時中父親と比較されてたまらないのでは、という不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。でも実は、ファザコンの気がある女性はよく気が利いて尽くしてくれる、いわゆる良妻タイプになる可能性が高いでしょう。これは、幼い頃から父親を尊敬して育っているため、夫となった男性のことも立ててくれるからです。しかも父親のことを理解するように育ってきているので、夫である男性の男心を察することにも長けています。ファザコンな女性は、実は結構モテるようです。
分かりやすい面もある
ファザコン女性の理想の男性といえば、「父親」です。父親のタイプを知ることで、どのような人間になればよいのかだいたい分かります。また、彼女たちが求めている結婚生活は、たいてい「自分の両親の家庭」よりもちょっと上、となります。ですから恋人がファザコンの女性ならば、彼女の父親の年収や生活レベルを見たり、聞いたりすることで、求められている年収や生活レベルがだいたい分かります。
彼女の父親を超える?
結婚し、一緒に生活するようになったら、ファザコンであっても彼女にとって1番身近な家族はあなたということになります。父親の愛情を欲して、父親の愛情に浸って育ってきた彼女ですが、結婚生活を続けるとそのうちに父親よりもあなたの存在が大きくなってきます。そうなったら、彼女の「父親」を超えられる日も遠くないでしょう。素直に一途に父親に愛情を向けていた女性は、結婚相手であるあなたに対しても、同じように愛情を向けてくれるようになることでしょう。
ファザコン男の心理
父親が偉大
実は男性にも、ファザコン男というのが存在します。そんなファザコン男の心理の1つとして、偉大な父親という存在があります。家庭の中で父親があまりにも絶対的な存在になると、良くも悪くも父親のことを強烈に意識し、コンプレックスを持ってしまいます。
また、社会的地位が高い父親や、色んな方面で成功を収めているような父親に溺愛されて、父親べったりに育ってしまう男性もいます。こういう場合のファザコン男性は少し面倒で、ワガママな性格をしていることが多いです。父親は父親、自分は自分と分けて考えることが難しく、父親の成功を自分の成功のように感じています。父子家庭
両親の離婚などで父親に引き取られ、父子家庭で育つと子供は父親の苦労をつぶさに見ることになります。働きながら、子育てもする、そんな父親の姿を見て育ったため、大人になっても父親のことを尊敬し大切に思っているのでしょう。
ファザコン男は少ない
マザコンという言葉は有名ですが、ファザコンとなると、たいていの人は女性を想像してしまいます。自分たちが少数派であることをファザコンの男性たちは自覚していて、中にはファザコンであることを不安に思っているような人もいます。自分からファザコンであることを告白してくるようなことは、ほぼないでしょう。あなたがもし気づいたとしても、そっとしておいてあげましょう。指摘することは、彼を傷つけることになる場合があります。
ファザコンの人が参考にしたいカウンセリング情報
ファザコンの人はカウンセリングにかかることで、満たされないできた父性愛を求める心に折り合いをつけることが出来るようになっていくことでしょう。「父親にして欲しかったこと」というのが大事になります。これはそのまま、ファザコンの人が恋人に向けて求めてきたことになるのです。「現実に父親にしてもらって嬉しかったことを思い出す」というのもキーになるでしょう。理想と現実の折り合いをつけることが出来るよう、カウンセラーが導いてくれます。酷いファザコンを自覚して悩んでおられる方は、カウンセラーを訪れてみるのもおすすめです。
親を大切に思うのは普通のこと
ファザコンだマザコンだと言われますが、本来、親を慕うのは当たり前のことです。中には行きすぎな人がいるのも確かですが、だからといって「母親が大好き」「父親が大好き」と思うのは、とがめられるようなことではないでしょう。
ただ、成人してからも親の存在が大きすぎるのは「親離れ」が出来ていないということでもあります。とくに理由はないけれど親元に留まっている、という方は、一度離れてみてはいかがでしょう。親元から離れ、恋愛をして恋人が出来たり、友達を作っていくうちにだんだんと親の影響が少なくなっていき、「親離れ」することが出来るでしょう。