万引犯の特徴・言い訳の特徴|捕まえ方や間違われた時の対応方法
万引犯を捕まえるために、お店側は様々な防犯対策をしています。防犯ミラー、防犯カメラ、防犯ゲートの設置、店内レイアウトを変えることも万引きを減らす対策の一つです。
メディアでよく取り上げられている「万引きGメン」と呼ばれる人たちを雇っている店舗もあります。「万引きGメン」とは、警備会社に雇用された保安員で、店舗に出向き万引きの監視をしてくれる人たちのことです。声かけのタイミング
法律では「財物の占有を取得したとき(自分の事実的支配下に置かれたとき)」に窃盗罪とみなされるので、店内で品物をポケットやカバンに入れた時点で犯罪自体は成立しているのですが、その後商品を戻してしまう可能性や「これからレジで払うつもりだった」と万引犯に言われてしまい、冤罪扱いにされることもありますので、店内では泳がせ即座に捕まえない傾向にあります。
日本の法律のおかしな特徴として指摘されている点なのですが、現状では声をかけるタイミングは、レジを通過した後がの方が無難とされています。万引きは、現行犯でないといけないという話もよく聞きますが、実際は後日に防犯カメラの映像から逮捕に至ることもあります。万引き犯と間違われた時の対応
万引犯の行動の特徴は、挙動不審な人や待ち合わせしている人の特徴と似ています。また、他店で買い物したものを持っていたり、携帯を何度もバッグから取り出したりしていると、疑われる原因になります。
お店の人や万引きGメンたちも目を光らせていますので、あってはならないことですが、そういった特徴的な挙動や行動をしている人は、万引犯に間違われてしまうこともあります。万が一、万引犯に間違われてしまった場合は、何もやましいことがないのですから気が済むまで調べてもらいましょう。 変に煮え切らない態度をとっていると、余計に疑われますので堂々としていることが大切です。自分が商品を購入した経緯をきちんと伝えることが大切です。証拠となるレシートは所持しておいた方が話は早いでしょう。万引犯を増やさないために
万引犯の特徴や行動を見てきましたがいかがでしたか。諸外国では、万引きがあると警察に必ず通報するのに対し、日本人は万引犯を警察に突き出さず、今後改心してくれることを願って穏便に片づけてしまう特徴があり、そのせいで再版率が上がっているとも言われています。事を荒立てない日本人の優しさが裏目に出てしまったということです。
万引きは、人の信頼を粉々に砕く行為です。寂しさから罪を犯す人も多いですが、万引きをすることによって、ますます社会から孤立してしまいます。万引犯にきちんと罪を償わせることが、本当の優しさと言えるのではないでしょうか。その積み重ねが未来の犯罪抑止にもつながります。