万引犯の特徴・言い訳の特徴|捕まえ方や間違われた時の対応方法
組織的万引犯の特徴
現在は、インターネット、スマートフォンの普及に伴い、誰でもオークションやフリマアプリなどに参加し商品を売り買いできる時代になりました。質屋やリサイクルショップに新品未開封の商品を持ち込むと、盗品疑いとなり買い取ってもらえないことや、場合によっては警察を呼ばれたりすることもあります。
そのような危ない橋を渡らなくても、インターネットを使って簡単に盗んだ品を現金化できることに目を付けた、組織的万引きが近年急激に増えてきています。大勢で店舗に向かい、見張り役、盗み役、逃亡役などに分かれ、一気に多数の商品を盗み出し、新品未開封品としてインターネットで売りさばきます。個人の万引犯とは違い、数人単位で計画的に行うのが特徴です。万引犯の挙動や格好の特徴
万引きしようと店内へ入ってくる人は、他の買い物客と違い、どうしても挙動不信になるものです。窃盗に限らず、なにかしら犯罪を犯そうとする人たちは、初めに目の動きが特徴的になると言われています。きょろきょろしたり、品物を凝視したり、店員や監視カメラを確認したり、明らかに普通の買い物客とは違う特徴的な目の動きをします。
常習者の万引犯は、服や持ち物の色は暗めのモノトーン、特徴がないのが特徴とも言えるような地味めの色合い、周囲に溶け込める色である場合が多いです。 また、ポケットが多数ついているコートやニッカポッカなど、商品をすっと隠してしまえるような服装であったり、スカーフやマフラーのような、盗品を隠しやすい小物、大きなカバンを持っているのも特徴的です。見逃しがちですが、傘を店内に持ち込んでいる人も怪しいです。畳んだ傘の内側に商品を滑り込ませます。万引犯の言い訳の特徴
ほとんどの万引犯は「お金は払います」と言って、どうにかその場を収めようとする特徴があります。お金を支払ったからといってなかったことにはならず、万引犯である事実は変わりません。未成年者は比較的すぐに犯行を認めますが、高齢者万引犯はなかなか罪を認めず、言い訳し続けるという特徴もあります。
高齢者万引犯は「目が見えない」「耳が聞こえない」などと、自分は身体的に不利であるということを主張し、罪を逃れようとします。自ら認知症のフリをする人もいます。また「知り合いを追いかけたから」「自転車の鍵のことが気になった」など、自分の意思で商品を盗ったのではなく、事情があってレジを通らずに外に出てしまったと言い張ります。 罪を認めた後も初犯であることを主張して、許しを請うのも特徴的です。確かに初犯の方が見逃してくれやすいのかもしれませんが、すぐにバレるような嘘は心証を悪くするだけです。