犯罪者の特徴|性格/幼少期/人相/字/絵/親
犯罪者の字の特徴
それでは、犯罪者が書く字に特徴はあるのでしょうか。こちらについてもご紹介していきます。
文字
犯罪者の文字の特徴で思い出されるのは、かつて日本中を震撼させた凶悪事件の犯人、酒鬼薔薇聖斗と宮崎勤の犯行声明文です。リアルタイムで事件を知らない人も、一度は彼らの犯行声明文を目にしたことがあるのではないでしょうか。
彼らが書いた文字は、見る人の心をゾッとさせ、落ちつかない気持ちにさせる特徴的なものでした。普通の人間には書き続けることができない文字だと言われています。犯罪者の文字は異様なものである事が多いです。筆跡など
酒鬼薔薇聖斗と宮崎勤が書いた文字は、共通して丸みのないな角ばった異様な形をしていて、明らかに定規などを使って直線的に書いた文字だと言われています。そのような方法で紙にビッシリと埋め尽くされた文字。常人にはとてもできない執念深さとも言える集中力です。
このように、犯罪者は筆跡鑑定を警戒してか、特徴的な文字を書く傾向にあります。犯罪者の絵の特徴
犯罪者の絵も特徴的なものが多く、普通の人では描き得ない構図や色づかいがよく見られます。また、見るからに不気味という印象を持つ絵を描くのも特徴です。絵は人の心を映す鏡と言われるように、犯罪者の心の中は、やはり普通の人とは違うものがあります。
犯罪者の親の特徴
犯罪者の親の特徴は、大きく2パターンにわかれます。異常なまでの過保護な親か、ネグレクト(育児放棄)を含む虐待をしている親です。では、そのような特徴の親に育てられた子どもは、なぜ犯罪に手を染めやすくなるのでしょうか。
過保護な親
過保護な親に育てられた子どもは、何一つ不自由な思いをしてこなかったので、自分の思いどおりにならないと我慢ができなくなり、自分の欲求を満たすため行動に自制がきかなくなり、犯罪に手を染めるといった特徴があります。
また、過保護な親は「子どものため」との思い込みから、子どもの気持ちや意思を無視して、子どもの行動をコントロールしようとします。そのような親に育てられた子どもは、精神的に成長ができず、それでも、親から解放されたいとの思いが強くなり、そのフラストレーションから犯罪に向かう傾向にあります。虐待をした親
親から虐待を受けて育った子どもは、親からの愛情を感じられないまま日々を過ごし、親の愛情を求めて、親の顔色を伺うようになります。「良い子でいなきゃいけない」との思いから、親の前では良い子を装い、一歩家を出ると、周りの人に親から与えられない愛情を求め、ワガママな振る舞いをするという特徴があります。
そんな振る舞いから、ワガママな子、どうしようもない子、とのレッテルを貼られることもあり、親から虐待を受けて育った子どもはどんどん孤独になっていきます。親から虐待を受けて育った子どもでも、それでも負けずに立派な大人に成長している人がたくさんいますが、中には満たされない孤独を抱えたまま、後に大きな犯罪を犯してしまう人もいます。当てはまる人が犯罪者になるとは限らない
犯罪者の特徴をご紹介しましたが、その特徴に当てはまるすべての人が犯罪に手を染めるわけではありません。特徴に当てはまっている人がいるからと言って、その人を誤解するようなことはしないで下さい。犯罪者は、たくさんいる人の中で、少数派です、大多数の人は、犯罪を犯すことなく普通の生活を送っています。
ただ、犯罪の芽を摘むためにも、ご紹介した特徴に当てはまる人に、少しでも心配な一面があれば、ぜひ然るべき機関に相談してください。