犯罪者の性格の特徴って？
犯罪といってもその罪はさまざまですが、犯罪そのものはもちろん、人間誰がいつ、どんなキッカケで犯罪に手を染めてしまうかわからないのが、犯罪の恐ろしさです。しかし、当然のことながら、大多数の人は犯罪に手を染めることはありません。では、犯罪者とは、一体どのような性格の特徴をしているのでしょうか。
犯罪者の性格の特徴は、常に暴力的である、いわゆる「キレやすい」人であったり、一見おとなしく見えていても、社会や人に対して、いつも不満を持っている人が多く見受けられます。社会や人に対しての不満を持っている人は、自分は認められない、受け容れられない、という考えから、人との関係を遮断した生活をしていることもあります。 また、犯罪者は、自分の生い立ちや容姿に、過度なコンプレックスを抱えている、という特徴もあります。犯罪者の幼少期の特徴は？
犯罪者の幼少期の特徴として多いのは、寂しさを抱えた時代を過ごしてきた、ということです。友だちがいなかったり、家族からの愛情が感じられない、など、自分の存在意義を見出せないままの幼少期を過ごし、そのまま大人になり、自分の心の隙間を埋めるために犯罪に手を染めてしまうことが多くあります。
また、子どもは誰しも残酷で、昆虫など小さな生き物を、遊んでいるうちに殺してしまう、ということはよくありますが、幼少期の犯罪者は、快楽的に昆虫の足や羽をむしり取る、といった遊びがやめられないという特徴も多く見られます。また、過去の凶悪犯罪者の幼少期の特徴としては、猫やウサギなどの小動物を、残酷な方法で殺していた、という例が多く見られます。犯罪者予備軍の特徴とは？
犯罪者予備軍の特徴は、人として当たり前の常識がない、罪悪感という感情を持ち合わせていない、などがあります。過去の犯罪とまではいかない悪行、もしくは過去に犯してしまった罪を、武勇伝として自慢気に話す人や、素行の良くない友達と行動を共にする人などは、再犯を含む犯罪者予備軍の危険性が高いです。
また、自分の欲求に自制がきかない人や、感情のコントロールができない人も、犯罪者予備軍の特徴として当てはまります。例えば、車を運転するのにアルコールが我慢できない人や、お金がないのにギャンブルがやめられない人。そして、カッとなりやすく、一度怒り出すと手が付けられない人、などがあります。 アルコールが我慢できない人や、ギャンブルがやめられない人は、アルコール依存症・ギャンブル依存症という病気であることが考えられるので、もし、そのような人が身近にいたら、ぜひ治療を勧めてください。