犯罪者予備軍かどうかテストできるチェック項目・特徴

昔の子供はチャンバラごっこで遊んでいました。それを犯罪者予備軍と呼ぶ人はいないでしょう。同じように、サバゲーで遊ぶすべての人が犯罪者予備軍とはいえません。

それは、クレー射撃に興じる人やナイフの収集が趣味の人はすべて犯罪者予備軍というように、差別を拡大していく考え方と言えるでしょう。 また、サバゲーと犯罪との関係を説明することは難しいです。このため、サバゲーやってる人がどのような人かを一概に言うことはできません。強いて言えば、攻撃性の高い性格の人がサバゲーに参加することがあり、そのような人は犯罪者になる可能性があるという程度でしょう。

犯罪とは、個々の持つ良心によって抑制されます。もし『犯罪者予備軍』という枠を作ったとしましょう。そして、彼らをその枠にあてはめてみることにしましょう。しかし彼らは皆、良心を持たない人々でしょうか。そして、実際に犯罪を犯しているのでしょうか。

彼らからすれば、このような枠組みは不条理な差別にほかなりません。このため、もともと持っている良心をも失わせてしまいます。 他者との違いを探すより、同じものを探す方がよほど前向きな考え方です。他者を信じることを根底に、寛容ある社会を構築することが、犯罪者予備軍を本当の犯罪者しないための最善の策となるでしょう。