日本人はなぜ陰湿な国民性なのか・海外の反応|嫌い/ネット

性格・タイプ
一方で、見た目がアジア人である中国系アメリカ人女性は、日本の文化やルールを理解していて当然のような態度をとられるのは、陰湿で不快に感じたようです。 しかし、日本に来た外国人の多くは、他の国に比べて日本人の外国人差別は露骨なものではなく、一般的に親切な人が多いと言う人が多いのも事実です。

日本人の陰湿な点

日本人はなぜ陰湿な国民性なのか・海外の反応|嫌い/ネット

海外では、ふだんは控えめで、自己主張をしない印象が強い日本人が、匿名性をもったネットの中で高慢で攻撃的な書き込みをすることや、多数派に属せない者を集団でいじめて追い詰めることに対し、とりわけ陰湿さを感じています。具体例をあげて考察してみました。

ネット

日本人はなぜ陰湿な国民性なのか・海外の反応|嫌い/ネット

インターネットは、調べものをしたり買い物をしたり、SNSで離れた友人と交流できたり大変便利です。

しかし一方で日本人独特の陰湿さを指摘されることも多々あります。それは匿名性を持った途端、高慢だったり陰気だったり、ネガティブで陰湿な意見の書き込みだらけになることでしょう。本人を目の前にしない立場からの発言の陰湿さは、日本人が群を抜いているそうです。 Facebookなどの書き込みは個人が容易に特定できるので、そこでは常識的で仲良しこよしの書き込みがほとんどです。 しかし、匿名掲示板の2ちゃんねる(現在5ちゃんねる)や裏アカウントをとって個人を特定しにくくすると、そこではまさに裏の顔、汚い言葉や高圧的な内容、誹謗中傷が散見します。特に裏アカウントでは、普段仲の良いふりをしている人の悪口を書き込んで、間接的に評価を落とそうとする手の込んだ陰湿さがあります。

いじめの特徴

日本人はなぜ陰湿な国民性なのか・海外の反応|嫌い/ネット

海外のいじめと比較して、日本人のいじめにはどのような特徴があるのでしょうか。

欧米のジャイアン風いじめ

欧米のいじめは、例外もありますが、多くは力の強いものが弱いものを攻撃するという『ドラえもん』のジャイアンが行うような「弱いものいじめ」です。「強いものは誰か」を示すために攻撃するというのが欧米型のいじめの構造です。良いことではありませんが、陰湿な印象はありません。

また、自由を奪われることが罰とされ、集団からはみ出ることに日本人ほどの恐れはありません。本音や建前も日本人ほど強くないため、「いじめはいけない」ということが真っすぐに届きやすい傾向にあります。いじめを見た時にとめるという流れも当然生まれます。 仮にいじめをとめてくれる人が現れなくても、日本社会と違い欧米社会は個人主義なので、自分の身は自分で守らなければならないという意識が強く、「自分は悪くない、いじめた相手が悪い」と捉えます。それ故に、日本のようないじめを苦にした自殺は起こりにくい傾向があります。

日本の陰湿ないじめ

日本人のいじめも、昔は単純な「弱い者いじめ」でしたが、時代や社会構造の変化により陰湿な「集団によるいじめ」に変化していきました。現在の日本は誰かと繋がっていないと不安になる社会で、無視や仲間外れなどの陰湿な行為が有力ないじめの手段になります。

空気を読み、本音と建前がある日本文化では、「いじめてはいけない」という事を強く言われるほどに、これは建前なのだという空気を感じ取ります。結果、見えないところで本音が顔を出し、いじめを助長することになっているという説もあります。集団から出てまでいじめられている子を助けることもしません。見て見ぬふりが多いでしょう。 陰湿ないじめに対し日本人は、「いじめられる自分が悪い」「集団に入れない自分が悪い」と自分を責めるようになります。追い詰められたときに、不登校、精神を病む、自殺などの自己否定的な行動に出てしまうことがあり、いじめの陰湿さを物語っています。

男女別陰湿な日本人の特徴

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