【男女別】香港人の性格の特徴・中国人との違い｜生活/恋愛

香港人の男性は細かな気配りのできる優しい男性が多いです。女性が（珍しく）料理をしようとしていると、自分の上着を脱いで腰に巻きつけてエプロンにしてあげたり、女性が車から降りる時に手を引いてあげるのは香港人の男性にとって当たり前のことです。

また香港人男性には口下手な人も多く、口喧嘩では言いたいことが上手く言えないまま女性に言い負かされてしまうこともしばしばまります。家事や料理が得意な人も多く、彼女に料理を作ってあげたりする人も多いです。 また若くてもおじさんでもおしゃれな男性が多いです。英語を流暢に話す人も多く知的な雰囲気もあります。女性にも同じような知的さや自立心を求めることがあり、自立心のない女性はあまりモテない傾向にあります。

ここでは香港人と中国人の違いについてご紹介します。

中国語というのは中華圏では「普通語」と呼ばれています。普通語とはさまざまな方言が存在する中華圏での「共通語」のことです。北京語＝中国語という認識の人も多いですが、北京語というのはあくまで数多くある中国の方言の一つで、イコールで結ぶことはできません。

方言と言っても、中華圏では方言が違うと会話が通じないことが多くあります。例えば香港の近隣の福建省では「ビン南語」という方言が使われていますが、このビン南語をビン南語話者以外の人が聞いても理解することはできません。 そんな違う方言を持つ中華圏の人々が共通語として使うのが普通語です。大陸に住む中国人はこの普通語が第一言語です。一方香港人は広東語が第一言語で、広東語以外には英語が使われています。普通語は声調が4つですが、広東語は9つあり、発音も全く違います。ただ多くの香港人は普通語を話すことができるので意思疎通はできます。

もちろんこれは個人差がありますが、しゃがむことには香港と中国の文化の違いがよく表れています。まず中国人は「他人の目」という概念があまりありません。他人の目を気にすることなく「疲れたから」という理由でしゃがみます。

一方香港人は「他人の目」という概念が中国よりも強いです。公共の場であれば、ある程度スマートな振る舞いをしなければいけないというのが香港の共通認識です。もちろん個人差はありますが、基本的に他人の目を気にしますので所構わずしゃがむことは少ないです。 次に中国には和式のトイレが多くあります。和式のトイレに慣れている中国人は、しゃがむ機会が多く長時間しゃがむことに抵抗がありません。それに対し香港人は、イギリスに統治されていた関係で洋式トイレが一般的になっており、しゃがむという動作に慣れていない人が多いです。そのため長時間しゃがむことができません。

香港人の自慢は何と言っても香港の歌手やアクションスターです。ジャッキー・チェーンやブルース・リー、サモ・ハン・キンポーやドニー・イェンなどハリウッドにも進出しているカンフーの大スターがたくさんいます。

また歌手に関してもアンディ・ラウやジャッキー・チュン、イーソン・チャンなど「大明星」（ダーミンシン・大スターの意味）がたくさんいます。香港のスターは大陸や華僑の間でも人気があり、香港は音楽や演技の分野での才能を発揮する人がたくさんいます。 中国人の自慢は歴史的建造物や美しい自然です。中国には52箇所もの世界遺産があり価値のある歴史建造物もたくさんあります。また四川省や雲南省など中国には数え切れないほどの美しい自然があります。 香港は小さく雄大な自然や建造物という意味ではあまり見所はありませんが、中国には世界中の観光客を魅了する建造物や自然が存在します。