【男女別】マレーシア人の特徴・よくある名前｜性格/顔

マレーシアでは、ただ単に恋愛したり、遊び半分で交際するというのではなく、結婚を前提に交際する場合がほとんどです。ですからマレー系の人と交際することを考えている場合は、軽い気持ちで、相手と付き合ってみるという考え方は通じないことを念頭においておく必要があります。

恋愛にもイスラム教の信条が影響を与えています。異性に触れたり、二人だけでデートすることは控える人が多いです。グループで交際するケースが多く見られます。 最近はオープンで自由な交際をする若者も増えましたが、このような文化の違いを理解しておくことは大事です。

ほとんどのマレーシア人は結婚に関して真面目な考えを持っています。マレー系の男性は、結婚を前提としたお付き合いをする人がほとんどなので、一途な思いで女性と交際をします。ですから結婚後は、浮気をする人は少ないと言われています。離婚率が低いのも特徴です。

女性に対しても優しく、家事を分担してくれる人が多いです。細かいことにとやかく言う人は少ないでしょう。生涯を共にするのですから、このように女性を大切にしてくれるマレーシアの男性は、結婚相手として、理想的だと言えるでしょう。 イスラム教では、基本的に他の宗教の人との結婚を認めていません。マレーシアでも、もし結婚相手がイスラム教徒でないのであれば、結婚のために改宗することが求められます。それを受け入れる心構えと覚悟があるのであれば、結婚を前提とした交際はふさわしいと言えるでしょう。

一般的にマレーシア人の男性は、一途で情熱的な人が多いです。自分が心に決めた相手には、積極的にアプローチします。プレゼントをしたり、まめに連絡を取ったりして、女性に愛情表現をします。日本人の女性であれば、このように女性に対する優しい態度に心を動かされることが多いでしょう。

イスラム教では、婚前交渉はタブーとされています。ですからマレーシアのイスラム教徒との交際を望む人は、この点でも相手の宗教信条に理解と敬意を示すことが求められるでしょう。

マレー系の女性のほとんどは、イスラム教のため、スカーフで頭を覆っています。また肌を露出しない長袖の服を着ています。体の線があまり見えないような服を着ている人が多いです。

観光客がイスラム教のモスクを見学する際にも、服装に気をつける必要があります。肌を露出した服・サングラス・帽子などはふさわしくありません。イスラム教徒にとってモスクは神聖な場所とされています。イスラム教徒でなくても、それを尊重することは大事です。 中国系・インド系の人には、特に服装に関する規則はありませんが、民族衣装を着ている人も多く見かけます。ショッピングモールでは、中国のチャイナドレス・インドの民族衣装パンジャビドレス・マレーシアの民族衣装バジュクロンなどが売られています。観光でマレーシアを訪れた際には、記念に買って帰るのもいい思い出になるでしょう。

マレーシア人の特徴について説明してきましたが、ここでは書ききれない、まだまだ多くの魅力があります。多民族国家なので、民族や文化によって特徴が異なります。ですから、ここで紹介したことが、すべてのマレーシア人に当てはまるというわけではありません。実際にマレーシア人と接することが、彼らを理解する早道です。

日本でもマレーシアからの留学生は増えていますし、仕事で日本に滞在している人も多くいます。また日本人のロングステイ先としてマレーシアは人気の国です。今後、親日国マレーシアの人々と接する機会はますます増えると考えられます。 多様性に富むマレーシアは、異なる価値観の人々がいる国なので、現地の人とじかに接することにより、自分の視野を広げることができるでしょう。皆さんにとって、常に新しい発見ができる魅力的な国であることには間違いありません。