低学歴の特徴・高学歴との違い・低学歴の有名人・仕事の特徴
高学歴という安心感が油断を招くケースも
ここまで紹介してきたことをみると高学歴である方が人生において低学歴のひとよりも有利であり、低学歴であれば技術を培うべきだということがわかりますが、一方で高学歴であったがために転落人生を歩んだ方もいらっしゃいます。
Jさんは偏差値75で東京大学を卒業し、東大卒だから一生安泰だと考えていました。そして実際に年収700万円を超える大手企業に入社しましたが、夢であった世界一周旅行のために東大卒だから大丈夫だろうと27歳で退職しました。その後タイに行き着き、現地の日経企業に東大卒という学歴もあり1社目で合格をしました。 しかし、リーマン・ショックにより勤めていた会社が経営不振になり、突如解雇されてしまいました。現地で転職先を探すも見つからず32歳で帰国しました。そして現在は介護士として年収300万円です。学歴で収入に差はあるものなのか
就職には学歴が大事だと言われますが、就職後の収入に低学歴の人と高学歴の人で差があるのかということは誰しも興味をもったことがあるでしょう。もちろん、多くの場合、そしてどんな働き口であっても多少の差があります。
学歴別の平均年収では男性の場合、中卒で約384万円、高卒で459万円、大卒で648万円と大きな差があります。大卒だと中卒の約2倍であることがわかります。女性の場合は、中卒で243万円、高卒で294万円、大卒で443万円です。女性の場合は男性ほど中卒者と高卒者に差がありませんが、それでも大卒は中卒の約2倍です。低学歴は不利ではない
低学歴の人は高学歴の人よりも就職したときのスタート地点がマイナスの状態であることは間違いない事実ですし、異性や他の人たちからも馬鹿にされやすい位置にいることも間違いなく事実です。しかし、低学歴だからといってそこでくすぶっていては何も変わりません。
世の中を見返せるような努力をし続けることで、たとえ学歴がひどいと言われるような人たちでもあらゆる業界のトップに上り詰めることができます。 卑屈になるまえに、自分自身が得意とする何かでチャレンジし続ける精神と、前向きに行き続けるメンタルを持ち続ければ、怖い物は何もありません。チャレンジしない心と後ろ向きなネガティブ思考を捨てて生き続ければ絶対に道は開けます。