偽善者の特徴・心理・あるある・診断できるチェック項目
偽善者あるある
人はなぜ、偽善者が嫌いなのでしょうか。それは、偽善者あるあるを見れば納得するでしょう。偽善者にありがちな態度や、偽善者にまつわる「あるある」をいくつかご紹介します。
口で言っていることとやっていることが違う
偽善者が口で言っていることと、実際にやっていることは異なります。例えば、「地球温暖化をストップさせるために」とか「恵まれない子供たちのために協力したい」と口では言いながら、実際には行動に移そうとはしません。
また、「ごめんなさい。もうしません」と反省するフリをして、実際には一つも反省しておらず、悪事を繰り返すという偽善者もいます。「ボランティアしてます」アピールをする
偽善者は、「ボランティア」や「慈善活動」という言葉が大好きです。しかし、それらの活動を本心から取り組みたいと思っているわけではなく、あくまでも「印象アップ」や「点数稼ぎ」のために「慈善活動」に取り組みます。
そして周囲には、「ボランティアしてます」というアピールをし、「あの人っていい人ね」と思われることを望んでいます。本当に困っているときに助けてくれない
偽善者は、普段は思いやりのある行動をしたり、「優しい言葉」をかけてくれますが、肝心な時に助けてはくれません。
普段は、にこにこ笑って「大丈夫かい、手伝ってあげるよ。なんでも相談してね」と言っていても、それは偽りの姿です。 偽善者は、本当に困っているときに助けてくれません。こちらの立場が弱いと分かった瞬間、態度が豹変し、冷たく嘲笑って去っていきます。偽善者と「いい人」との違い
偽善者は、「自分の得になるから」という理由で善人の演技をします。物事を自分中心に考え、自分の欲と目的達成のために、善人のフリをします。
これに対して「いい人」は他人を優先させます。「いい人」とは、「他人を思いやり、他人に親切をしすぎるせいで、自分を犠牲にし、自分の本心を封じ込めてしまう人」のことです。 「いい人」は図々しい人に利用されます。本当は早く家に帰って休みたいのに、同僚から「今日忙しいから、私の分の仕事もやっておいてくれるかな」と頼まれると「いや」とはいえずに、「いいよ」と二つ返事で他人の分の仕事を引き受けてしまいます。 「本当は疲れているのに」とか「私だって休みたいのに」と思っていても、「でも、相手のために頑張らねば」と思ってしまい、自己主張をすることができません。「見栄のために隠す」か「言いたくてもいえない」か
偽善者と、いい人には大きな違いがあります。偽善者は「自分の欲と得のために、演技をして周囲を騙してやろう」と考える卑怯者ですが、いい人は卑怯者ではありません。それどころか、いい人は他人のために頑張りすぎて、本音を言えずに他人から利用されてしまうことがあります。
偽善者には「周囲を騙すためにわざと本音を隠す」という特徴がありますが、いい人には、「他人を思いやるあまり、本音を言いたくても言えない」という特徴があります。 「自分の利益のために本音をわざと隠す」か、それとも「優しすぎるせいで本音を言いたくても言えない」か、が大きな違いだといえるでしょう。偽善者は信用されない!本心から親切になろう!
偽善者は、人から嫌われます。心にも思っていないことを言ったり、「善人」のフリをすることは自分を偽っているだけでなく、周囲の人を馬鹿にしていることと同じです。
嘘つきが嫌われる理由は、彼らが人を騙すからです。騙された人は、「馬鹿にされた」と感じ傷つきます。自分を偽り、「良い人」を演じて心の美しさを偽ることは、自分を冒涜するだけでなく、他人を冒涜していることと同じです。 人を馬鹿にしていなければ、心の美しさを偽ることはできません。自分や他人を騙し、「いい人」の演技をすることで得られるものは何もありません。 媚を売った相手に、一時的に好かれることはあっても、それは長続きしないでしょう。なぜなら、人は騙されたくはないからです。二面性があることを見破られると、周囲からの信用をなくします。 無理していい人ぶろうとするのではなく、本心から親切できるようになりましょう。