道路族ってどう言う意味?
最近近所付き合いのトラブルの一種に、「道路族」と言う言葉がたびたび聞かれるようになりました。道路族とは、道路で大騒ぎをしながら遊んでいる子供とその親たちの事を指して言います。車の通りも少なくない中キャッチボールをしたり、サッカーや鬼ごっこ・おままごとと言った遊びを平気で行うため、近所ではトラブルのタネにもなっています。
道路族は別名「道路遊び族」とも言い、基本的に子供達のうるさい様子を見て言う言葉ですが、そのような子供達を放って大声で話している親の人々の事も指して言います。子が子なら親も親と言うように、家族そろって迷惑行為を行っているのが「道路族」です。道路族の特徴とは
道路族の一番の特徴は、車の音にも負けない騒音です。大声で道路を我が物顔で使用し、他の住人の迷惑を顧みない姿が危険視されています。また何度注意しても態度を改めない親子もいるので、道路族に悩まされる方は非常につらい思いをしています。
ここからは、道路族に多い生態や特徴について、大きな共通点を三つ紹介していきます。悪質な道路族にはどのような悪い共通点があるのか。しっかりと見ていきましょう。子供がトラブルを起こしやすい
悪質な道路族の子供は、ルールやマナーを守る道徳心を持っていない事が多くあります。他人の家に勝手に侵入する事はもちろん、器物を損壊する・住人に危害を加える・精神的に苦痛を与えると言った暴挙を平気で行います。
他にも、外飼いしている犬や猫などを傷めつけたり、水道などを勝手に使用すると言った行為も見られるようになっています。道路で通行の邪魔をして遊ぶだけでなく、人様のものを勝手に奪って遊びに利用する行為もよく見られるため、道路族の子供が多い地域の方は、敷地内に物を置く事さえもできないと悩んでいる方も少なくありません。男の子に多い
道路で駆け回り傍若無人にふるまうのは、やはり女の子よりも男の子の方が多い傾向にあります。しかし女の子の道路族は、急に飛び出したり器物に傷をつけたりする事はありませんが、道路にしゃがみ込んでおままごとや人形遊びをしている事もあるので、車体の陰に隠れて見えないこともあります。
親がモンスターペアレントの場合が多い
子供のしつけは親が行うものです。しかし、泥族の子供は人生で一度もしつけがされていないのではないかと思う程に自分勝手な振る舞いをします。そのような子供は、親からしつけをされていない、または異常に子供を可愛いがるモンスターペアレントのもとに育った可能性があります。
モンスターペアレントは非常に厄介な存在で、子供の不始末を被害者のせいにすると言った暴挙も平気で行います。道路で子供を怪我させてしまった時は、怪我をさせてしまった人の責任不足に対して怒り、警察に訴えると脅してくることもあります。子供も危険な存在ですが、監督者としての自覚のない親も十分な危険人物と言えるでしょう。道路族が多い地域はどこ?
現在日本全国に道路族と、その道路族に悩んでいる住人の方が存在しています。被害に遭われている住人の方の中には、自分の地域に道路族がいる事をTwitterなどのSNSで紹介して注意喚起してくださっているかたも存在します。これ以上道路族の方達による損害を受けないためにも、自分の地域に道路族がいないかを口コミで確認しておくと良いでしょう。
全国の道路族をまとめた道路族マップが存在している
下記のURLは、全国から貰った情報をもとに、道路族がどの地域に存在しているかを掲示してあるマップです。すでに100地域以上の道路族が報告されており、道路族で悩む方達の大きな味方となっています。SNSでもこのマップの評判がすでに呟かれており、実際にその地域に道路族がいるので正確性に驚いたと言う意見が多く見られています。
迷惑な道路族が起こしたトラブルエピソード
道路族は、特に広範囲で動き回る子供を中心にご近所とトラブルを起こしています。例えば、停めてある車にボールなどのオモチャをあてられ傷つけられた・歩行中飛び出してきた子供とぶつかりそうになった・家の壁に落書きをされたなどの悲惨な事例が多く多発しています。
そしてそんな中でも最もひどいと感じるのは、器物損壊や人身被害が出ても子供が決して謝らない上に再び繰り返す事です。あるお宅では、道路族による被害に悩んだ末、200万円をかけて家の周りに塀を作ったと語っています。被害を被った上に金銭的にも苦痛を強いられ、非常に虚しい思いをされていました。