誘導尋問のテクニックややり方・具体例・おすすめの本|浮気
手順その④矛盾を見つけても怒らない
人によっては一番難しいことでしょうが、相手が嘘をついていることを確信しても怒って問い詰めるのは厳禁です。あくまで相手が自白するのを待ちましょう。
物証もないのに怒って問い詰めたりすると、相手が怒って関係性が悪くなる可能性があります。そうなってしまっては、もう自白は期待できないからです。 平和的に穏便に解決するのも誘導尋問の重要なテクニックの一つです。手順その⑤相手の意見に理解を示す
人は自分を肯定する相手にはしゃべり易く、しかし否定する人間には強く反発してしまう生き物です。なので、平和的に自白してもらうためには、相手の意見をあまり否定しないようにしましょう。
誰だって相手を怒らせるような話はしたくありません。そのため、相手に「この人は自分を傷つけない柔和な人である」と思い込ませることが大事です。この際、言葉で「自分は怒らないから」と告げるよりは、相手の話を親身になって聞き、「うんうん」と肯定してあげることがポイントです。上司の誘導尋問のやり方
下記引用のような状況は社会では頻繁にみられる光景です。ある意味これも誘導尋問のように見えますが、本質はまるで異なるものです。
誘導尋問は「自発的に言わせたいことを発言させるテクニック」ですが、上司が立場を利用して「無理やり言わせている」状況です。極端な表現をするなら、誘導尋問を「自身の非を認めて謝罪してもらうこと」だとすれば、この場合は「喉元に刃を突きつけて、謝罪させる脅迫行為」です。 自分が言わせたいことを無理やり言わせているだけの自己満足でしかありませんので、このように部下を叱ってらっしゃる世の上司方は十分注意しましょう。状況によっては社内パワハラによって訴えられる可能性もあります。
■他人に対するなぜなぜマネジメント 他人の気持ちや行動に対する何故というのは、必ずしも正解を導いてくれるものではありません。冒頭に書いた文を上司と部下のやりとりで考えてみます。
上司「なんで間に合わなかった?」 部下「すみません、どうしても時間が足りませんでした」 上司「何故相談しなかった?」 部下「いえ、間に合わせないといけないと思い作業に集中しすぎて考え至りませんでした」 上司「なんでそんなあたり前のことがわからない?」 部下「申し訳ありません、自分の仕事の姿勢が甘かったです」 上司「はぁ…なんで?仕事甘く見てるってこと?」 部下「いえ、そういうわけでは…」 上司「いやお前今自分で甘いって言っただろ」 部下「すみません、自分にもっと厳しくなります」 上司「いやそういうことじゃなくてさ…じゃあどうすんの?どうやって改善するの?」 部下「今後逐一進行の報告をします」 上司「俺にその逐一の分の時間取らせるの?もっと自分で解決する方法考えろよ子供じゃないんだからさ」 部下「もっと時間管理を徹底させて、自己管理できるようにします」 上司「できないからそうなってるんだろ?もっと考えろよ。ほら早く時間無いんだから。どうすんのよ?はやく。」 部下「アラームなどでもっと目に見える形のものをセットして、自分を焦らせるようにします」 上司「はぁ…要領得ねえな…とりあえず次からちゃんとしろ。いちいちこんなくだらない時間とらせんな」 部下「はい、同じことが起こらないように致します」 ・ ・ ・ なかなかイライラするやりとりだと思います。
ちなみにこの部下はこの後も全く改善されず、この手のやりとりを繰り返します。 上司からは「お前何回言ったら分かるんだよ。やる気無いんだろ?」のフレーズが定番となります。
浮気の誘導尋問のやり方
誘導尋問と言えば、パートナーの浮気チェックが真っ先に浮かぶ諸兄姉も多いのではないでしょうか。この項目では、各パートナーへの浮気チェックとして誘導尋問を仕掛ける際の注意を解説していきます。
彼氏/彼女
基本は上項目の「誘導尋問のやり方」を参考にしてくだされば上手くいくでしょう。
ただし、絶対に「浮気を疑っていること」を気取られないようにしましょう。仮に実際に浮気をしていた場合はそれ以降は浮気をひた隠しにするでしょうし、浮気をしていなかった場合には逆にあなたが信頼を失ってしまいます。 いずれにせよデメリットしかないので、きちんとした証拠を掴むまではカマをかけたり問い詰めたりするのはしない方が無難です。誘導尋問する際にも、あくまで日常の一ページとして他愛のない会話をしつつ行うのが良いでしょう。旦那/妻
夫婦は恋人と比べて互いの生活ルーチンがきちんと把握できている点が大きな違いです。
同居しているため、互いの違和感に気付きやすく、証拠を隠すのも難しいと言えます。また、浮気する際には必然的に外出することになるので、浮気のそぶりを見かけたら外出先について誘導尋問を行っていけば浮気しているかどうか簡単にわかるでしょう。 ただし、恋人関係以上にリスクが大きいことも覚えておくべきです。特状況次第では夫婦関係が破綻してしまうこともあります。くれぐれも、そのようなリスクがあることを理解して誘導尋問は行ってください。誘導尋問の具体例
A「昨日遅かったのは残業?」B「そうだよ」A「遅くまでお疲れ様。仕事が長引いちゃったの?」B「うん。昨日中に片付けちゃいたくってさ」A「あれ?でも、行く前に今日は飲み会だから帰るの遅れるって言ってなかったっけ?」B「あー、いや、ほら。仕事が長引いて俺は参加できなかったんだよ」
持っている情報と敢えて違う話でYESとNOの二択を迫り、Bの体を気遣いつつ彼の発言に理解を示すことでBを油断させたところで嘘を突っつく手法です。AとBの関係次第では、面倒くさいから単に相槌を打っているだけの可能性もありますが、二人の関係が良好であり最後のBの発言に動揺が見られた場合は意図的に遅くなった理由を隠している可能性が高いです。