五月病の症状と診断する方法・原因と予防・解消方法|子供

自己啓発

五月病の原因

五月病の症状と診断する方法・原因と予防・解消方法|子供

子供

子供は連休が大好きです。お父さんやお母さんや兄弟など家族で過ごせる日で、加えて4月終わりから5月の最初はゴールデンウィークです。どこかに外出したり、連休中に子供の日など嬉しいことが連続します。楽しい日を過ごした後、連休明けに不慣れな環境である学校や幼稚園に戻ることが苦痛に感じる状態になります。

また、親と離れることに少し慣れたところでの大型連休により、再び里心がついて、親や家から離れるのが辛くてしかたなくなり、子供でも五月病のような症状が出ることが多くなります。 子供は自分の身体のことはうまく説明できないので、お腹が痛いとかしんどいとか曖昧な身体症状を訴えます。症状が曖昧なので親は叱ったりして無理矢理登校させようとしますが、無理矢理色々させることによって症状が余計に悪化することもあります。

大学生

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大学入学後の喪失感

以前より大学生になって最初の五月に、五月病になる大学生が非常に多くいます。新しく入学する大学生は、大学に入学するために高校生活の三年間をひたすら勉強する子人たちが多くいます。希望大学に入るためだけに、彼ら彼女らは青春を勉強に捧げてきています。その結果として無事に志望大学に合格して、新たな夢を持って新しい大学生活を始めます。

しかし、最終目標を大学合格に設定して勉強を頑張ってきた人たちが多く、大学入学によって自分の夢を叶えた状態になってしまいます。そのため、入学後の目標が今度は不明瞭になってしまいます。合格後から徐々に力が抜けていき、少しずつ頭が働かなくなります。 それでも大学では新人歓迎会やオリエンテーション、単位の取得届の提出や新しい環境での生活をしていく忙しさで、めまぐるしく毎日が過ぎていきます。過ぎていく毎日の中で、言いようのない喪失感に襲われ始めます。

大学での挫折

あっという間に過ぎていく毎日を過ごす中で感じ始めるのは、目標に到達した到達感を感じた結果の喪失感だけではありません。大学には全国各地から学生が集まります。海外からの留学生がいる場合もあります。今まで生きてきた狭い世界ではなく、今まで出会ったことのないタイプの色々な人と出会ったり、とんでもなく優秀な学生と知り合ったりします。

そういった自分より優れた人と出会う心境は、焦りとなって表れてきます。勉強でも優秀、ディベートでも優秀など、どこをとっても勝ち目のないような優秀な人との出会いが数多く訪れます。地元や学校で優秀と言われていた人ほど、そういった広い世界での自分の立ち位置を考えたときに挫折経験になりやすいと考えられます。 このように、目標到達による喪失感や、自分よりすごい人に出会っての挫折感、毎日の慣れない新生活への気苦労と疲れがたまっていく結果、五月病になってしまいます。

新卒社員

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新卒社員は3月まで学生として過ごし、4月から新社会人になり、入社式や研修など初めて職場という社会で過ごし始めます。期待や楽しみ、希望を感じるだけでなく、緊張と不安と疲労もずっと感じている状態です。加えて覚えることもたくさんあり、キャパオーバーを起こす状態になります。

そういった気を張り詰めた状態のところに連休が続くと、一気に気が抜けて疲れがドッと出てしまいます。1カ月勤務した会社の印象がよければ、まだリフレッシュをして新たに働き始めることができますが、1カ月で会社にあまりよくない印象を抱いてしまった新卒社員に五月病が多くみられることになります。 自分が望んで入社した会社であっても、「自分が考えていたものと何か違う」「自分は○○の仕事がしたくて入社したのに」と感じていれば、連休明けに出社することが段々と億劫になってきます。そして連休明けには五月病の症状を訴えて、体調不良で休むことになります。

五月病を予防する方法

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悩まないようにする

五月病になる人は真面目すぎたり、責任感が強かったり、加えて完璧主義の人が多くいます。学業にしろ仕事にしろ、度を越して考えすぎたり悩みすぎたりしないようにしましょう。学業も仕事も長く続けるにはコツコツと地道にしていくのが一番です。

特に仕事は慣れないことも多く、覚えることもたくさんあるため、つい家に帰っても考えたり悩んだりしがちです。業務中に色々悩んだりするだけならいいですが、家に帰っても仕事のことばかり考えていると、長年勤務している人ですら気分が滅入ってくるのが当たり前です。 まだ何もわかってない人であればなおさら、ありもしないことを想像して悩んだり、勝手に結論づけたりと、全くいいことにはなりません。 しかし一長一短でできるものではありません。月日の流れと共に覚えることができ、時間の経過と共に慣れることで余裕も出てきます。仕事は仕事、プライベートは仕事の疲れをとって何も悩んだりしない時間と決めるように心がけましょう。

話を聞いてもらう

どうしても悩んでしまい、自分ではどうしようもないときは、一人で抱え込まずに誰かに話を聞いてもらいましょう。家族でもいいです。同じように入社したての友人と愚痴の言い合いをするのもいいでしょう。会社の悩み相談を聴いてくれる部署の人に相談してみるのもいいでしょう。

自分一人で色々と考え込んで、勝手に悪い方向に進んでも何も解決にもならないです。体調を壊しそうな人が相談を持ちかけても、誰も迷惑だとは感じません。
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