モーニングページの効果・やり方・変化の体験談|夜/本
慣れてきたらスラスラと書けるようになってきます。そうしたら自分の書く容量に合う大きさのノートを選ぶようにしましょう。
パソコン
モーニングページはパソコンで行っても良いのでしょうか。答えはいうと、NOです。モーニングページは手書きだからこそ意味があると言えます。自分の手を使って感情を文字に起こしていくのも、モーニングページの重要な要素の一つです。
パソコンで書くと、自然と感情が抑えられてしまいます。抑圧された状態で行うモーニングページにはあまり意味がありません。モーニングページの要は、素直な状態で書くことにあるからです。ペンとノートを用意し、心のままに綴っていきましょう。 文字には、その人のその時の状態が現れます。何かに怯えている日、心が解放されている日、未来を楽観している日など、微妙に文字の持つ表情も異なってきます。そのような味わいを感じるためにも、ぜひパソコンではなく手書きで行うようにしましょう。モーニングページを行う手順
次にモーニングページを行う手順をご紹介します。
1.朝イチで行う
モーニングページは朝いちばんに行う必要があります。とにかく無防備で素直な状態で取り掛かることがポイントです。寝る前にペンとノートをベッドサイドに準備して、起き抜けに布団の中で書いている、忠実なモーニングノート実践者も少なからず存在します。
そこまでする必要はありませんが、起床後できるだけ早く取り掛かることをおすすめします。家事をしたり家族とお喋りしたり一日の予定を確認したりしているうちに、だんだんと素の自分でなくなってきてしまいます。 「これがしたいな」「これをやってみようかな」という考え対して「そんなのできるわけないじゃない」「そんなことしても無駄だよ」などという外野の声が大きくなってきます。外野の声は、他の誰でもない自分の声です。この声を聞かないためにも、起床後できるだけ早くノートを開くことが重要になってきます。2.おもいつくままに書く
ペンを持ってノートに向かったら、頭に浮かんだことをどんどんと綴っていきましょう。内容は何でも構いません。「今日からモーニングページを始めたんだけど、効果があるなんて到底信じられない」といった愚痴や不満でもOKです。
とにかく思考したことを文字に起こして書き連ねていくだけです。モーニングページは人に見せるものではありませんから、他人がどう思うかなど意識することは不要です。感謝の念やポジティブなことだけでなく、どす黒い感情やネガティブなこともありのままに記して下さい。 基本的にモーニングページにルールはありません。どれだけ素直になれるかがポイントです。素直になれればなれるほど、自分と深く向き合うことが可能になります。とにかく頭に浮かんだことを、ノートにどんどんと書いていきましょう。3.とにかく3ページ
モーニングページは毎朝3ページ書いて下さい。普段あまり文章を書くことがない人は「3ページも書ける自信がない」と思うでしょうが、そんな場合は「3ページも書ける自信がない」と記せばOKです。要は考えたことを全部文字に起こせば良いだけですから、それほど難しく考える必要はありません。人間は絶えず思考している生き物です。
書くに至らない内容だと思っても、堂々と書いて下さい。「こんなの書くに至らない」と思うのは先入観や他人の目を意識した結果現れる感情です。できるだけフラットに、素直な自分になりましょう。文章が支離滅裂でも構いません。誰にも読まれることのないノートです。遠慮なくいきましょう。