ホラ吹きとは
ホラ吹きとは物事を本当にあった事よりも大袈裟に話す人という意味があります。ホラ吹きのホラは法螺貝に由来するとされています。法螺貝は戦国時代の合戦の際に軍の進行を告げる合図としても使われ、法螺貝の見た目に反し、大きな音が出ることから話を大きくするという意味に繋がったとされています。
ホラ吹きの人の特徴や性格
話を大袈裟にするホラ吹きですが、ホラ吹きにはある特徴があります。またホラ吹きになりやすい性格などもあり、今はそうでなくても後にホラ吹きになってしまうという場合もあります。これらに当てはまる人は要注意です。
お調子者
ホラ吹きの人はお調子者である場合が多いです。人を楽しませることが好きだったり、普段からグループの中心にいて盛り上げているという人にホラ吹きは多いです。
お調子者はノリが軽い、軽率など思いついたことをすぐに口にしてしまう特徴が含まれています。みんなを喜ばせたいという気持ちもあり、つい話を大きくしてしまう、話を盛ってしまうというのは典型的なホラ吹きの行動です。 1の話を3の大きさで言うとウケたなどホラ吹きで成功した経験があるとエスカレートしてしまう可能性があります。気がつくと1の話を100で話し、明らかに嘘だとバレて信用がなくなってしまうので要注意です。プライドが高い
お調子者からはプライドの高さはイメージしづらいですが、ホラ吹きは実はプライドが高いことも多いです。プライドが高いため自分がやったこと、経験したことを大袈裟に話し、周囲の評価を上げようと考えています。
プライドが高いため一度大袈裟にしてしまった話は引っ込めることが出来ません。また次に話すときにはさらにすごい話でなければ自分は認めてもらえないのではないかなどの不安がよぎりまた新たなホラを吹いてしまいます。 何度もこのサイクルを繰り返し、気づくとどうしようもないぐらい大きな自己像が出来上がっている場合もあります。しかしプライドが高いためそれを違うと認めることもできず、さらにホラを重ねるホラ吹きになってしまいます。自己顕示欲が強い
ホラ吹きはお調子者であったり、プライドが高いなど自分を見てほしいという欲求が強いです。自分が注目されたいという自己顕示欲が強いため、周囲の関心を惹くためにホラ吹きと化してしまうことが多いです。
一度相手の関心を惹くことが出来れば、そのまま相手を飽きさせないようにと思いつく限りのホラを吹き、自分に関心を集め続けようとします。しかし当然本来の自分は大袈裟なものではなく、ごく普通の人間なのでそれがバレて相手に飽きられてしまうこともあります。 しかし認めてもらいたい欲求は強いためそれでも必死にホラを吹き続けます。もはやホラ吹きというポジションを手に入れようとしていることもあり、自分に関心を集めるためなら何でもやってしまいます。