クチャラーのことがとても嫌だ!殺意を覚える時
誰かと一緒に食事をする際、食事のマナーが気になるという人も多いでしょう。食事のマナーはいくつか存在しますが、その中でも特に食事中の”音”に関するマナーを気にする人は少なくありません。その音によっては、一緒に食事をしている相手が嫌な気持ちになってしまうこともあります。
その代表的な例といえるのが、食べ物を噛む時の「クチャクチャ」という音です。クチャクチャと音を立てながら食べていると、一緒に食事をしている相手を知らないうちに不愉快な気分にさせてしまっている可能性があります。 そのように、クチャクチャと音を立てながら食事をする人のことを、「クチャラー」と呼ぶことがあります。クチャラーである本人は気にしていないことも多いので自分自らのことを「クチャラーです」と公言することはほぼないと考えられますが、クチャラーでない人から、知らないところでクチャラー認定されてしまうことがあります。人によってはとても嫌がられる!
人によっては食事の相手がクチャラーであっても気にしない人もいます。しかし反対に、どうしてもその音が気になって食事を楽しめない、食事に集中できないというほど、クチャラーの人をとても嫌がる人も少なくありません。
そういう人たちからすれば、クチャラーだと判断した相手とはできるだけ食事を共にすることを避けたいので、一緒に食事をする機会をできるだけ無くそうとするでしょう。あるいは、クチャラーである人に思わず注意してクチャラーの人と喧嘩になることもあります。韓国の人はクチャラーが多い?
国によっては食事の際に良いとされるマナーが異なります。一例として、韓国の人はクチャラーである率が高いという意見があります。実際に正式な調査が行われているわけではないので、韓国の人のクチャラー率が全体の人口から見て高いか低いかはわかりませんが、韓国ではクチャラーはマナーが悪いとは言われないという話があります。
韓国や中国では、クチャラーのようにクチャクチャと音を立てて食事をすることは、料理を美味しく食べている、という表れとされます。つまり、韓国の人がクチャラーであることを気にしないのには、文化的背景があるということが分かります。 ネットで韓国に滞在経験のある日本人の体験談を見ていると、韓国ではご飯系のテレビ番組でも、出演者は普通にクチャクチャと食事をしていることが多いという意見が見受けられます。他の国ではどうなの?
先述したように、韓国や中国ではクチャラーは比較的受け入れられる傾向にありますが、欧米やヨーロッパ、オセアニアの国々などでは、クチャラーであることは食事の際にマナー違反とされてしまう傾向が多いです。
そういった国々では、クチャラーがマナー違反とされる以前に、音を立てながら食事をすること自体がマナー違反となるので、日本人の私たちがやりがちな麺類をすするなどの食べ方も好ましくありません。海外で食事をする際には、普段よりも気を使って食事をした方が失礼にならずにすむでしょう。「クチャラー」が原因での離婚はアリ?ナシ?
夫、もしくは妻がクチャラーで、自分自身はクチャラーでないが故に、どうしてもパートナーのクチャラーが気に障って仕方がないという人もいるでしょう。あまりにもそれが気になるせいでイライラしてしまい、せっかくの夫婦揃っての食事の時間を楽しめないどころか、険悪なムードを作り出してしまう、と悩んでいる人もいるでしょう。
では、あまりにもパートナーのクチャラーが気になることが原因で離婚するのは果たしてアリなのか、それともナシなのでしょうか。