ホラ吹きな人の特徴と性格・嘘つきとの違い・上手な付き合い方

人間関係

ホラ吹きと嘘つきの違い

ホラ吹きな人の特徴と性格・嘘つきとの違い・上手な付き合い方

ホラ吹きに似た言葉で嘘つきというものがあります。ホラ吹きは昔の言葉であったり、方言のようなものだと思い、嘘つきと同じ意味だと思っている人は多いです。しかし厳密にはホラ吹きと嘘つきでは意味が大きく違っています。

言葉の意味の違い

嘘とは事実ではないこと、人を騙すためにいう事という意味があり、嘘つきはそれを言う人を指します。ホラ吹きと嘘つきの大きな違いはそれが事実に基づいているかどうかです。

ホラ吹きの場合は話を大袈裟に言いはするものの、ベースとなる話は存在します。しかし嘘つきの場合はベースとなる話は存在しません。全くの架空の出来事を作り上げるのが嘘です。 しかしホラ吹きも嘘つきも事実とは異なることを話すという点においては同じです。ホラ吹きも話の原型がなくなるほどに大袈裟になればそれはほとんど嘘です。大事なのは相手の捉え方であって、どちらも根本的には良くないものであるのは確かです。

心理的な違い

ホラ吹きと嘘つきには言葉の意味そのものの違いに加えて、心理的にも若干の違いがあります。ホラ吹きは事実に基づき、大袈裟に話すことで自分の評価を上げたり、自分に関心を惹くための相手の意識に働きかけようとするものですが、嘘つきは事実とは違うことで相手を騙し、自分が得をしようと考える利己的なものです。

ホラ吹きも嘘つきも最終的には自分自身のためという点においては同じですが、そのプロセスにおいて人を傷つけることを良しとするかどうかは違います。 ホラ吹きは相手を騙すというよりは自分を良く見せようとするもので、人を傷つける意志はありません。しかし嘘つきは初めから騙すことが目的であり、それには悪意が宿っていると考えられます。

ホラ吹きの人との上手な付き合い方

ホラ吹きな人の特徴と性格・嘘つきとの違い・上手な付き合い方

物事を大袈裟に言ってしまうホラ吹きはその人の本質が分からず付き合っていくのが大変です。しかしどうしても関係性上避けることが出来ないという場合もあります。ひどいホラ吹きは相手にしないのが一番ですが、避けられない場合は相手のホラに踊らされないように冷静に対処していくことが大切です。

気にしない

ホラ吹きの対処法として最も効果的なのは気にしないということです。分かっていてもなかなか難しいかもしれませんが、ホラ吹きの話は話半分に聞いておくことで、そのストレスからも逃れることができます。

こちらの反応が薄いと感じれば相手から離れていく場合もあるので、まずは出来るだけ無反応になることを心がけましょう。また反応が薄いことでさらにホラを重ねていくようであれば、どこまで大袈裟になるのかそっと見守りましょう。 相手の話をホラだと割り切り、どこまで話が大袈裟になるのか楽しむことが出来れば付き合っていくのもぐっと楽になります。ホラ吹きは一つのエンターテイメントだと思い、楽しむことを心がけましょう。
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