【立場別】嫁姑問題の気持ちの例・離婚率・なぜ・解決方法

舅の多くは、嫁の味方をしています。長年連れ添った妻が口うるさく嫁に当たるのを、不憫に思い、舅が嫁に手を差し伸べたりします。しかし、舅が嫁に手を差し伸べたり、舅が嫁の味方をすることを良く感じていない姑は、それに対しても怒りを爆発させ、その怒りの矛先を嫁に向けることがあります。

それを全て理解している舅は、嫁姑問題には始めから我関せずの立ち位置を守ろうとします。

嫁姑問題は孫にとってはとても嫌な問題です。なぜなら、孫が原因で嫁姑問題が起こっている可能性があるからです。孫の教育方針について姑が口を出し、それに対して嫁が反論したりと、孫が原因になることもあります。

孫にとっては、自分が原因で喧嘩をしてほしくないという気持ちでいっぱいですし、自分の母親が姑から怒られているのを見るのは辛く、一刻も早くその場から立ち去りたいという気持ちです。

嫁姑問題が原因で離婚する夫婦はどのくらいいるのでしょうか。

一昔前の離婚原因のランキングでは嫁姑問題がランキングの上位に入っていましたが、最近では嫁姑問題が離婚の原因になることは少なくなっています。 しかし、同居に応じてくれないという理由を原因に夫から離婚を切り出す夫婦も多くいます。この同居に応じてくれないというのは、嫁姑問題にも関係するのではないでしょうか。 奥さんから見れば、嫁姑問題を避けるために同居に応じないという回避ですが、夫は一緒に仲良く暮らしたいという気持ちが先走り、応じない妻に愛想を尽かし離婚に至ることがあります。

そもそもなぜ嫁姑問題は起こってしまうのでしょうか。

田舎に行けば行くほど、昔の価値観を受け継ぐということを大切にしています。夫が田舎出身で、妻が都会出身の場合は、その価値観の受け継ぎ方などで嫁姑問題が発生します。そして、価値観を教える姑が偉く、教えてもらう嫁が下っ端という関係ができ上がってくるからです。 また、嫁の食べ方が汚い、逆に、姑の食べ方が汚いということが原因で起こることもあります。姑は嫁に食べ方を注意できますが、嫁はなかなか姑に注意することができず、ストレスに感じることがあり、いつの間にか険悪なムードへと導かれてしまいます。 嫁姑問題が起こる原因はたくさんありますが、人それぞれの価値観を大切にして、お互いに押し付けないことが回避する方法です。

嫁姑問題の解決方法はあるのでしょうか。どちらかが我慢するという方法が一番手っ取り早いですが、それではストレスが溜まるばかりで、いつの日か爆発してしまいます。我慢せずに、嫁姑問題を上手に解決しましょう。

妻が大人になることが一番です。自分の夫と姑を立てることです。姑が嫁に抱いている敵対心を上手にほどく必要があります。夫を立てるということは、姑が愛情込めて大切に育てた息子が褒められることは、遠回しに姑を褒めていることになり、姑の立場からしてみれば嬉しい気持ちになります。