姫女子の意味と由来・特徴・姫女子か診断するチェック項目
少女漫画や女性向けのラブストーリーは、この「真実」に気づかせないように、所々に「甘い雰囲気」を入れて、男性の性欲をなんとかオブラートに包み、巧みに読者を誘導しますが、鋭い彼女たちはその「意図」を読み取ってしまいます。
女性向けのラブストーリー作品が、「男性の本性」とかけ離れた描写をすればするほど、読んでいる自分が騙されているような気持ちになり、そのうちに異性愛のラブストーリーを読む気が失せていくのでしょう。
男女の恋愛は見ていて疲れる
男女の恋愛作品を見ると、細かいところが気になって楽しめないという人がいます。このタイプの女性は大変真面目で、登場人物に感情移入しやすく「不平等」に敏感なところがあります。
正義感の強さゆえ、ちょっとした「不平等」にも我慢できず、オレ様キャラの男性が相手の女性キャラクターに対して威圧的で失礼な発言をした瞬間、「もしや今の発言は、女性差別なのでは?」と腹を立ててしまい、話に集中することができなくなってしまいます。 このような女性は、架空のお話であっても登場人物に感情移入するあまり、「この二人が結婚したら仲良くやっていけるかしら?」と不安になることがあります。 自分が子供のころに両親が夫婦喧嘩をしたり、母親が姑問題で苦しんでいたりするのを目の当たりにして育った女性は、「男女の恋愛にはイヤなことがつきもの」と考えてしまいます。「女同士の結びつきだって負けてないから!」と思う
「男同士の友情は鉄よりも厚い」という男性同士の固い絆に嫉妬している女性がいます。男性は、女性に比べて同性同士のつながりが強い傾向があるといわれているからです。
男性には、「仲間意識」という名の奇妙な連帯感や同族意識があります。別に同性愛者でなくても「自分と同じ性別」という理由だけで、無条件で弁護したり、味方になったり、ピンチのときには一番にかけつけたりと、「仲間である同性に対して甘い」というタイプの男性が最近になって多く見受けられます。 その一方で女性は、「同性には厳しく、異性には甘い」という正反対の性質を持っています。言い換えると「同性に対しての奇妙な連帯感がそれほど強くない」といえます。 この「連帯感」の違いにカルチャーショックを受けてBLにはまる人もいれば、「なにくそ」と反発して「女性同士の恋愛」にハマることで、「男性同士の絆」に対抗しようとしている女性もいます。元腐女子
姫女子の中には元腐女子の人もいます。しかし、本物の腐女子になるには「過激な性描写への耐性」がなければなりません。
BLが好きだったにもかかわらず、早々に足を洗い、普通の世界に戻ろうと決心する人がいるのは、彼氏が欲しいという理由だけでなく、自宅に溜まっていくBL漫画の山にウンザリしてしまったからでしょう。BLのグロテスクな性描写に寒気がして姫女子に転生
BLにはどうしても過激な性描写がつきまといます。「男の子同士の恋愛」がテーマであるだけに「性行為」のシーンが多く、あまりの露骨さに、男性に対してますます幻滅してしまう女性が多いのではないでしょうか。
プラトニックでピュアな恋愛が好きな女性は、「過激な性描写」を「気持ち悪い」と感じてしまうことがあります。 百合作品には、過激な性描写があるものが存在する一方で、全く性描写がない「友情的な愛の物語」も存在するので、「プラトニックでピュアな愛」を求める女性たちは、腐女子をやめて姫女子になっていくのでしょう。「愛」に飢えている
BLや百合にハマる女性は、「打算のないピュアな恋愛、および精神的な結びつき」に飢えていることが考えられます。腐女子が「男同士のピュアな愛」に憧れる人だとしたら、「姫女子」は「女同士のピュアな愛」に憧れている人だと考えられます。
いずれにしても、彼女たちは「精神的な結びつきや真実の愛」を求めて、同性愛モノの作品を好む傾向にあります。「なぜ友情じゃダメなの?」という疑問
「愛に飢えている女性が、心の隙間を埋めるために同性愛の作品に手を出している」という現象を見て、「なぜ?」という疑問を投げかけている男性たちがいます。
「精神的な強い結びつきを求める気持ちはわかる。だけど、なぜ女性はそれを『同性愛』にもとめるのか分からない。精神的な結びつきなら、友情でいいのではないか」と彼らは言います。 「同性なら『友達』でいいのに、なぜ、『同性愛』にする必要があるのだろう」と不思議に思っているのでしょう。