ダニに刺される原因・跡が残るのか・対処法・刺されやすい人の特徴
ダニに刺された時の対処法
水や氷で冷やす
ダニに刺された時は、すぐに水や氷で冷やすと痒みを抑えることができます。ダニの種類によって刺されてすぐに痒みが出る場合と、時間が経ってから痒みが出てくる場合があります。
イエダニに刺されるとすぐに痒くなるので、気づきやすいです。やっかいなのがツメダニで、刺されてもすぐには痒みが出ず、数時間~2日くらいしてから酷い痒みが出てきます。ただ、体質によってはイエダニに刺された場合でも1~2日経ってから痒みが出ることもあります。 また、ツメダニに刺されると耐えられないほどの痒みが1週間以上続いてしまいます。すると、つい掻きむしってしまいたくなりますが、掻いてしまうと跡が残ってしまうので、応急措置としてすぐ冷たい水や氷で冷やして、痒みを軽減させることが肝心です。ガーゼで覆う
ダニに刺されてしまった箇所はガーゼで覆うことで二次被害の防止になります。ダニに刺されるととても強い痒みに襲われ、我慢できずに掻きむしりたくなってしまいますが、ガーゼで覆うことで掻きむしりを防ぎます。
特に子供の場合は痒みに耐え切れずボリボリ掻いてしまうので「とびひ」などさらなる被害に繋がってしまう危険性があります。また、大人の場合でも刺された箇所をむき出しにしていると、無意識のうちに掻いてしまうことがあります。そうすると跡が残りやすくなってしまうので、一時的な対処としてガーゼで覆って、掻かないことが重要です。ダニに刺された時のおすすめの薬はある?
肌を露出する部分がダニに刺されると、目立たないか心配になります。また、尋常ではない痒みに襲われたら掻いてしまいそうになります。治療のため皮膚科へ行くにも、ダニに刺された箇所によっては恥ずかしさもあります。そこで、ダニに刺されたらまずはすぐに購入できる市販薬で治していきましょう。
ムヒアルファEX
ダニに刺されることによって起きる痒みを抑え、腫れもしっかりと治してくれます。ダニ以外の虫刺されにも効果があるので、1本あるとどの時期でも使えて重宝するお薬です。チューブタイプの容器で、中身はクリームになっています。べたつく感じは少なく、塗った後も白く残らずにさらッとした使用感です。
多くの虫刺され薬に使用されているステロイド成分が配合されています。その為、効果と安全性も高いお薬ですが、小さい子供や赤ちゃんの使用は副作用の可能性も心配されるので、皮膚科でお薬を処方してもらうのが良いでしょう。 使用する前に、必ず患部を一度水できれいに洗い流しておきましょう。毎日ダニに刺されることってあるの?
ダニの発生する原因、ダニに刺される人の特徴、これらの条件が揃えば毎日刺される可能性は充分あります。ダニに刺されるのは比較的就寝中が多いのですが、それ以外の時間はできるだけダニに刺される危険を減らしましょう。前述した通り、ダニは高温多湿を好みます。寝具や布製ソファーなど、日常で使用する頻度が高いもの以外にも注意が必要です。
カーペットやぬいぐるみは注意が必要
意外と見落とされがちなのが畳とカーペットなどの組み合わせです。ダニが潜んでいる畳の上にカーペットや絨毯を敷いてしまうと通気性が悪くなり、湿気がこもりダニがさらに繁殖しやすくなります。普段その上を歩いたりソファーが置かれていたりするので、ダニが衣類の中に侵入してきて刺される可能性を高めてしまいます。
また、ぬいぐるみもダニにとって快適な環境です。体温が高い子供などが抱いて寝ている場合は、寝具とぬいぐるみの組み合わせで二重に刺される危険性を増してしまいます。 ですが、気温や湿度が高い環境ではダニが繁殖している可能性があるので、長時間触れた後は注意が必要です。