妊娠週数の数え方|計算/予定日/何か月・最終月経からの数え方
不妊治療を始める時にはまず、不妊の原因を調べていきます。その不妊検査は、女性の生理周期に合わせて計画を立てていくため、女性は自身の生理周期を把握しておく必要があります。このように、妊娠前、妊娠中は、女性の生理周期が大きくかかわってきます。
最終月経からの数え方は?
数え方として「妊娠週数」は、最終月経開始日から計算していきます。つまり、妊娠に関しての数え方に、女性の生理周期が大きくかかわってくることになります。では、女性の生理周期はどのようにかかわってくるのでしょうか。詳しく見ていきたいと思います。
排卵日
排卵日と生理周期は大きくかかわっています。排卵日を知るためには、生理周期において、女性の体に何が起きているのかを知る必要があります。
排卵日は、計算である程度分かります。排卵されてから生理までの期間は約14日間と決まっています。生理不順の人でも同じです。ですから、次の生理予定日から14日引いた日が排卵日ということです。 ここで注意が必要なのが、生理周期です。この計算では、次の生理予定日が予測できていないと成り立たないことになります。一般的な生理周期は25日~38日周期といわれていますが、女性が自分の生理周期を把握していないと、排卵日の予測がつかないのです。生理不順の人にも同じことが言えます。25日周期
一般的な生理周期が25日~38日といわれていますので、25日周期の人は、一般より周期が短いことになります。生理周期が短いことを「頻発月経」といいます。
「頻発月経」には、原因や症状にもさまざまなパターンがあり、ホルモンが安定して分泌されていない可能性もあります。早めの受診も考えてみた方がいいかもしれません。 生理周期が短くなる原因として考えられるのが、卵巣機能低下と、生活習慣やストレスです。また、「頻発月経」においては、生理周期が乱れるだけでなく、不正出血や、過長月経(生理が8日以上続くこと)という症状が発生することがあります。 生理周期が短くても安定していて、整理期間にも問題がない場合は正常で、個人差がある、ということですので、安心できます。40日周期
生理周期が39日以上の人の場合、「稀発月経」といいます。「稀発月経」の人には、2つのタイプがあります。「遅延排卵型」と「無排卵性稀発性月経」です。
「遅延排卵型」は、卵子が育つのがゆっくりなパターンと、卵巣機能が低下しているパターンに分けられます。卵子が育つのがゆっくりなパターンであれば、異常がないことも多く、治療が必要ない場合もあります。しかし卵巣の機能が低下している場合には、通院し、ホルモン治療を行うなどの対応が必要になります。