逆セクハラで裁判になったときの事例・判例|対処法・その後

社会問題

パワハラなどと組み合わされて逃げられない状況になることも

先輩・上司などの上の立場に立つ女性は要注意です。例えば、お茶や食事に後輩の男性を誘う時、男性はより断りづらくなると思いませんか?

ニコニコして誘いに応じてくれているようでも、立場上仕方なく感じている場合があり、逆セクハラとパワハラのダブルパンチで訴えてくる可能性があります。もしも食事に下の立場の男性を誘いたいなら、他の部下や後輩にも平等に接するようにしましょう。

逆セクハラされたときの対処法

女性から男性の逆セクハラは気づかれにくく、流されやすいという「男性不利」な状況です。相談窓口がある場合でも、男性側からの訴えは、真剣に取り合って貰えないケースがあるのでしっかり対処法を身に着けておくことが大切です。

逆セクハラされているかも・・・と感じたら

一番難しい事かもしれませんが、一番逆セクハラに効果的なのは「相手に直接嫌だと伝える」事です。気軽な間柄であれば「それ、逆セクハラですよ!」などとビシッと言っても良いでしょう。伝えづらいようなら「そういう下ネタ、苦手なんです」「そういうの、本気で傷つくので」「触られるの苦手なんですよね」と行為に対してのクレームをつけましょう。

あまりにも女性側からのアプローチが過ぎる場合は、上司や信頼できる方に相談しましょう。ただ、ほほえましいと流されてしまい、逆に傷つくことがあるので人選は慎重にしましょう。くれぐれも退職は考えてはいけません。

逆セクハラだと思われている!?女性が取るべき対処法

「最近妙に避けてくるな」「上司が彼と仕事を一緒にさせないようにしてくる」などと意中の男性との距離を感じている時は、もしかすると男性があなたに対して逆セクハラの対策を取っているでしょう。そんなつもりはなくても、相手は不快に思っていたという事なのでしばらく仕事や勉強に集中するようにしましょう。

どうしても諦めきれない、という心理もわかりますが、一度嫌いになってしまった人を好きになることはとても難しい事です。別の恋を探したり、努力する姿を見せたほうが意中の男性に対する良いアプローチになるでしょう。

女性だから、では許されない!冷静になって

「男女平等」「女性の社会進出」と共に、男性と女性のパワーバランスが変化した昨今の日本は、女性からアプローチされると、男性はみんな喜ぶとは言えません。男女関係なく、相手の顔色や周囲の空気を読みつつ、お付き合いをしていくことは人間関係の基本です。

女性も男性も「女性なんだから仕方がない」という思考に陥りがちですが、だからと言って、女性が男性に何をしても許されるわけではありません。誰もが心地よく社会生活を送るために、お互いに気配りを忘れないようにしましょう。
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