【男性・女性】刑務所生活の実態・楽なのか・生活費の金額
生活保護法
生活保護法の見地に立てば、居住地がないか明らかでない要保護者に対しては、現在地を所管している福祉事務所が実施責任を負うとされています。
そして、出所後に生活に困窮した人たちは、生活保護を受けることが可能です。実際に、生活保護を申請できる権利は誰でも存在しているものの、行政の窓口でいろいろな理由をつけ、申請を拒む傾向があります。 出所者たちは、刑務所の生活から、今度は、生活保護を申請のことまで考えて新しい生活の場を導き出していかなければなりません。出所者たちは拒まれても粘り強く交渉する姿勢が大事です。刑務所生活でのお金
刑務所の生活で、労働をして、出所者たちはお金をもらうことができます。 それは、作業報奨金です。
作業報奨金は、刑務所の生活はじめての人たちは、月額100円程度というのもザラですが、3年程度真面目に勤務していると、月額5000円程度にまでアップさせることができます。 それでも刑務所の生活での労働賃金は、一般的労働とは性格が違うため、あまりにも安いのは事実です。刑務所の生活は、報奨金の額が違う
それぞれの刑務所の生活において、報奨金の額にも違いがあります。 現在、報奨金が一番高いのは、岡山刑務所の生活と言われていますので、そこで生活を余儀なくされた受刑者たちはかなりラッキーです。
自分自身で使うことができる
実際に作業報奨金は、自分自身で日用品を購入することができます。家族に手紙を書くこともあり、手紙の切手などに作業報奨金のお金が使われることになります。
刑務所生活での食事
刑務所の生活ではどのような食事を受刑者たちは食べているのでしょうか。受刑者たちが、普通の生活をしている人たちより絶対に豪華な食事をしていることはあり得ないものの、想像する以上に、満たされた食事内容というのも事実です。
一番質素なのは、朝食です。基本は、味噌汁と、漬け物、麦飯程度です。受刑者たちは工場で、刑務作業をおこなうため、昼食は、工場の中の食堂で食べます。 夕方は、作業刑務を終了させて、お風呂に入る時はそれからです。ハムカツや、ラーメン、ブタ丼などなど、美味しいものが登場して、刑務所の生活で夕食が一番楽しみという人たちは大勢います。刑務所生活に関する本の紹介
みなさんが、刑務所の生活についてもっと知りたいと思えば、どのような本がおすすめでしょう。いまなら、ホリエモンが実際に体験した刑務所の生活を書いた本などはリアルな事実がわかっていいのではないでしょうか。
堀江貴文 刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 (文春文庫)
堀江貴文氏は、刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話 (文春文庫) 、東大から刑務所へ (幻冬舎新書)などいろいろな刑務所の生活の本を執筆しています。
ホリエモンが刑務所の生活のリアル中継もお金になると判断した結果が執筆です。堀江さんの本は今まで数札読みましたが、いつもとても読みやすく、今回も楽しんで読むことが出来ました。刑務所という非日常の世界を疑似体験できる貴重な本だと思います。
刑務所生活でテレビは見れるのか
刑務所の生活では、もちろん制限はありますが、テレビも観ることができます。 刑務所の生活で人気のテレビはといえば、5位は「5時に夢中!」4位は「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)であり、3位は「サザエさん」(フジテレビ系)、そして2位は「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ系)、堂々1位が「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」ということです。
刑務所生活での風呂
刑務所の生活で、お風呂に入ることも受刑者たちの楽しみのひとつとなります。しかし、お風呂は残念ながら毎日はいることはできません。夏は1週間のうち4日、冬は3日という感じです。入浴時間も着替えを含めて15分だけです。
ですからよけいお風呂の有り難みをしみじみ感じます。刑務所生活でタバコは吸えるのか
私達の社会でも煙草は厳しいご時世です。刑務所の生活では、煙草など現在許可されているのでしょうか。しかし、アルコール・煙草に関しては、刑務所の生活は、想像していた以上シビアで、お正月でも甘酒程度を飲むことができませんし、禁煙を余儀なくされることになります。
それでも受刑者たちは職員の目を盗み、色々な悪さをし、タバコは、ミカンの皮やバナナの皮で作っていたりしています。ひげ剃り用の乾電池を繋ぎ合わせシャープペンの芯で感電させて火を起こしたりすることもお手の物です。刑務所生活のきつい点
考え方次第で、刑務所の生活というものは結構楽と感じる可能性もあります。しかし中でも自分自身は自由でないと感じた瞬間から、とんでもない恐怖感が襲ってきます。
刑務所の生活で一番しんどいのは、やはり、自由が存在しないことと、共同生活を余儀なくされることです。刑務所生活の1日
刑務所の生活の一日は、起床は6:30 で、布団をしまい、通路にある洗面所で洗面を済ませます。 6:40 には点検(点呼)があり、7:00に 朝食、そして、7:30 には出房し、行進で検身場(危険物などの有無を検査)に向かって行きます。
8:00 に作業開始
そして、8:00 には作業を開始します。 12:00 には昼食がスタートして、12:40 には作業再開されます。
15:00 には入浴し、入浴日以外は16:30が 終業時間です。 16:50に 夕点検があり、17:00 夕食、17:30 清掃、19:00は 仮就寝の時間となり、この時間から就寝まで、テレビを見て過ごすことができます。 21:00 就寝です。休日は朝9時からテレビが見れます。人間は共同も孤独も恐い
いかがでしょうか。刑務所の生活をみなさんはどのように受け止めたのでしょうか。刑務所の生活は、自由がないことと、人間関係の煩わしさがつらいと言いますが、逆に独房に閉じこめられて孤独の境地に落とされてもつらいと感じるはずです。
もちろん、刑務所の生活は、つらいと感じ、早く出たいと思える場所でなければなりません。