年金を差し押さえされた体験談・禁止制度・回避方法|いつ/通知

雑学

年金の差し押さえを回避する方法!

もし、差し押さえされそうなほど滞納している状態でも支払うだけのお金がない場合には、年金事務所へ相談してみることをおすすめします。年金の納付には経済的に厳しい人のために救済措置が設けられており、年金の支払い猶予や分割などの方法があります。現在生活が苦しいことを伝え、どのくらいだったら確実に払っていけるのかなどを相談するのが良いでしょう。

年金の支払い免除の申請をする

また、それ以外にも年金の支払い免除の制度もあります。これはあなたのために国が代わりに年金を支払ってくれるというシステムです。年金の免除額にはいくつか種類があります。

①全額免除 ②4分の3免除 ③半額免除 ④4分の1免除

これは、年間所得によってどのくらい免除してもらえるかが異なってきます。この申請をすると年金事務所のほうで調査し、この4種類からどれが相応しいか判断されたうえで、免除されたあとの年金の支払金額が記載された支払い用紙が届くことになります。

連帯保証人も差し押さえされる?

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もし家賃や借金などを滞納していた場合、その借主の連帯保証人が年金受給者だった場合、その年金受給者の年金を差し押さえることはできるのでしょうか。これは原則的には不可能です。しかし、年金が預金口座に入った瞬間に、それは年金ではなく、預金と同じものと見なされるために実質的に差し押さえることは可能となります。

預金口座に年金が入ってしまった場合には、請求額全額を差し押さえることが可能です。

年金は絶対払ったほうがいい!

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年金を未納にすると最終的には高い利息が付くだけでなく、信頼まで失い、同居家族の財産にまで影響を及ぼします。これを考えると、払えないなら放置するのではなく、免除や猶予の申請をすることをおすすめします。しかし、免除や猶予をすると将来的に受け取る年金額が減額されるので、可能であれば普通に支払うことをおすすめします。

また年金は、高齢者になったときに受け取るだけのものではありません。若いうちに障害を負ってしまった場合などに、障害年金という形で年金を受け取ることができるようになります。年金は国が用意した保険でもあります。障害はいつ負うか分かりません。また、負ったあとから年金を払っても、障害年金を受け取ることはできない制度になっています。 ですから、普段から年金を納付しておくのが一番賢い方法でしょう。
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