犬の食糞をやめさせるためにキャベツが良い理由|しつけ
犬はキャベツ好き?
基本的にキャベツは味や匂いにクセがないため、キャベツが好きな犬は多いです。どんな食材とでも合わせやすいため、犬の食事には取り入れやすい食材とも言えます。ただし、犬はあまり咀嚼せずに丸飲みする傾向があるため、キャベツを与える際には細かくみじん切りにするもしくは加熱するなど、食べやすい状態にして与えるということを気をつけなければなりません。
犬のダイエットにキャベツが良い!
愛犬を可愛がるあまりおやつを必要以上に与えてしまったり、人間の食べ物を犬にもあげてしまったりすることで肥満になってしまう犬も少なくありません。そして犬も人間同様、太ってしまえばダイエットしなければなりません。
しかし犬の場合、人間のように運動すれば良いというわけでもなく、急な食事制限をすることも危険が伴います。犬が肥満になると病気のリスクも高まり愛犬の寿命を縮める原因にもなります。犬の肥満は飼い主の責任です。大切な愛犬と少しでも長く一緒にいるためにも、肥満になってしまわないように日頃から飼い主が気をつけなければなりません。 キャベツは犬のダイエットにもよく使われる食材です。キャベツには食物繊維と水分が多く含まれており、ドッグフードにキャベツを混ぜてかさ増しする方法がよく知られています。キャベツでかさ増しすることで摂取カロリーを抑えられ、腹持ちを良くすることもできます。 与えすぎには注意が必要ですが、適量であれば便通を良くする効果もあるのでダイエットにはとても良い効果が期待できます。キャベツを使った犬用のおすすめレシピ3選
一年中出回るので入手しやすく栄養豊富でダイエットの強い味方にもなるキャベツは犬の食事にぜひ取り入れたい食材のひとつです。ドッグフードにトッピングするのもいいですが、たまには完全手作り食を作ってみると愛犬も喜んでくれるでしょう。
胃腸に負担がないように適量を適切な調理法で取り入れるのがポイントです。ここでは、キャベツを使った犬用のおすすめレシピをご紹介します。簡単食べやすい!ささみキャベツ
食が細い犬でも食べやすく、飼い主も作りやすい簡単なレシピです。
①ささみ(1/2本)とキャベツ(2~3枚)を茹で、火が通ったらザルにあげる。 ②あら熱を取りキャベツを細かく切って水気を絞る。ささみは手で細かく裂く。 ③キャベツとささみを混ぜ合わせる。
キャベツと旬の魚のトッピング
釣りが趣味だという飼い主さんにぜひ試してほしいトッピングです。自分が釣った旬の魚とキャベツをいつものドッグフードにトッピングすれば、愛犬も喜ぶこと間違いなしです。
①魚(20g程度)の骨を取って一口大に切り、茹で上げる。 ②キャベツ(1~2枚)を細かくみじん切りにする。 ③ドッグフード(通常の2/3程度)にキャベツをのせ、魚を茹で汁ごとかける。
毎日安心手作りご飯!野菜の混ぜご飯
ドッグフードは心配だから愛犬には無添加で安心の手作りご飯を食べさせたいという飼い主さんにおすすめです。たくさん作って冷凍しておくこともできるので便利なレシピです。
①ささみ(1/2本)を一口大に切り、茹でる。 ②キャベツ(1~2枚)は細かく切り、にんじん(1/4本)はスライスして茹でて細かく切る。 ③冷めたささみを手で細かく裂き、野菜と混ぜる。 ④ご飯またはパン(適量)と混ぜる。
キャベツを上手に使って犬の健康を守ろう
犬の食糞にはさまざまな原因があります。まずは何が原因で食糞をしているのかをきちんと把握し、その上で対策をするのが大切です。本能的なことであれば心配はいりませんが、成犬になってからの食糞は犬からのSOSであることが多いため、すぐに対策をして食糞をやめさせなければなりません。
愛犬とのコミュニケーションがきちんと取れているかも今一度確認すると良いでしょう。犬の食糞は家でならまだしも散歩中にしてしまえば、病原菌や寄生虫を拾いかねないのでとても危険な行為でもあります。 ここでは、特に腸内環境に着目して「キャベツを与える」対策についてご紹介しました。キャベツは一年中入手することができるため手軽にできる対策とも言えます。キャベツは栄養素も豊富でクセがなく犬にとっても食べやすい食材なので、食糞に悩んでいるのなら試してみる価値はあるでしょう。 簡単に作れるレシピもたくさんあるので、愛犬の様子を見ながらいろんな調理法で美味しいご飯を作ってあげたら愛犬も喜ぶこと間違いなしです。ビタミンやミネラルなどの栄養素は、日頃の体調管理にも大きな役割を果たしてくれます。愛犬が健康で少しでも長生きしてくれるように、キャベツを上手に取り入れて愛犬の健康寿命を延ばしましょう。