犬はブロッコリーを食べていいのか・中毒性・アレルギー
しかし、農薬や劇薬を使って栽培されているブロッコリーは、薬品成分も一緒に吸収していますので、その場合は茎を食べるのはおススメしません。
どんな野菜でも言えることですが、できるだけ無農薬栽培・有機栽培・低農薬栽培をしている野菜を食べるようにしましょう。もちろん人間も犬も同じです。
犬だからといって、農薬まみれの食材を食べても大丈夫というわけではありません。人が食べても大丈夫なものを愛犬にも食べさせてあげてください。
ブロッコリーを犬が食べると中毒を起こすのか?
健康に問題が無い犬は、ブロッコリーを食べても全く問題はありません。また、何かの中毒症状を起こすということもありませんが、食べさせてはいけない場合もあります。
それは、甲状腺の機能に疾患がある犬には、ブロッコリーを食べさせない方が良いということです。ブロッコリーは確かに栄養満点の野菜ですが、これを犬に食べさせないと死ぬというようなことはありません。 ですので、あえてブロッコリーを食べさせなくても、他にも犬が食べられる野菜はたくさんあるのですから、それを上手に利用しましょう。犬のブロッコリーアレルギー?
人間の場合も犬の場合も同じことが言えますが、どんな食べ物にもアレルギー反応を起こしてしまう要素はあります。
人の場合は、小麦粉がダメだったり卵アレルギーがあったり、中にはアルコールでアレルギーを起こす人もいます。犬も、肉に対してアレルギーを起こす子もいれば、野菜を食べるとアレルギー反応を示す子もいます。 アレルギーの仕組みの詳細についてはここでは割愛しますが、ようするに許容範囲を超えるとそれがアレルギー反応となって出てしまいます。 ブロッコリーももちろん同じことが言えます。ブロッコリーを食べて平気な犬もいますし、少しでも食べると下痢や嘔吐などの症状を起こす子もいます。 何にアレルギーを起こすのかは、個体差によりますので生まれて初めてブロッコリーを与える場合はまずはごく少量を、必ず火を通した状態で与えて下さい。犬もアレルギー検査ってできるの?
愛犬に食物アレルギーがある場合は、愛犬もとても辛いですしそれを見ている飼い主も大変辛いです。どうにかしてやりたいと、病院に連れて行くとたいていアレルギー検査を勧められます。
犬のアレルギー検査については、血液検査により行うことが可能です。しかし、保険が効きませんのでかなりの費用がかかります。平均2~3万円ほどかかってしまいます。 これは、人間の時と同じようにアレルギーに反応する食材や環境を調べることで、それを排除した生活をさせる目的がありますが、費用をかけて検査をしたところで、アレルギー反応を起こす原因はわかっても、アレルギー体質が治るということではありません。犬のアレルギー検査ってどんなもの?
犬のアレルギー検査方法は、基本的には血液検査です。ただし、病院によっては外部の検査機関に検査を依頼することが多いため、すぐに結果がわかりません。海外に検査を依頼する場合は、その分費用も時間もかかってしまいます。
検査自体は、注射器で血液を採取するだけですので、犬に負担はかかりません。しかし、たいていの犬は1つでもアレルギー反応を起こす食材がある場合は、他の食材に対してもだいたいアレルギーの数値が出てしまいます。