筋トレに豆乳が効果的な３つの理由｜おすすめ組み合わせ４つ

豆乳とは、大豆を原料に水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた飲み物で、大豆のタンパク質を豊富に含みます。

見た目は牛乳のように白く、臭いは大豆特有で青臭く、それを好む人も多いですが、逆に飲むことに抵抗を感じる人もいます。最近では豆乳に果汁を加えたり、砂糖で甘みを加えたりしたものも販売されています。 また、豆乳は無調整豆乳と調整豆乳の大きく2つに分かれます。

無調整豆乳はその名のとおり、大豆から作った豆乳をそのまま使用している豆乳です。無調整と対極に調整がありますが、豆乳の栄養素をきちんと摂取したいのであれば、無調整をおすすめします。

豆乳の独特な味が苦手であれば調整から入っても問題ありませんが、調整は糖質が加えられていることも多いため、継続的に摂取するなら無調整が向きます。

調整豆乳は無調整豆乳の反対なので、飲みやすいように純豆乳に何かを加えて調整を行っています。

無調整豆乳から入りずらい場合は、調整で慣らしていくことが良いです。そこから徐々に無調整に切り替えましょう。 どうしても切り替えられない場合は、牛乳と混ぜると何とか飲むことができます。筋トレ直後の摂取は難しくなりますが、本来は牛乳を使う料理に豆乳を使用しても良いです。

豆乳は筋トレをする人にとってかなり効果的です。

筋トレ中に意識したいことは筋肉の修復力ですが、筋肉は使用することによって起きる破壊状態と、破壊を修復する働きを繰り返すことで増強されるため、筋肉を使ったところで修復する働きがちゃんと行われないと筋トレの効果が半減します。 豆乳には筋トレにかなり効果的です。その理由をこれから説明していきます。

豆乳に大豆たんぱくが豊富に含まれていることは、筋トレに効果的な理由の1つです。大豆たんぱくは大豆の33％を占めていて、体内で生成できないアミノ酸をバランス良く含んでいます。

身体を作るために欠かせない栄養素であるたんぱく質は、動物性と植物性の二種類があり、大豆たんぱくは植物性のたんぱく質になります。

大豆から作られる豆乳は植物性食品に当てはまるため、たんぱく質やアミノ酸の質は動物性と違ってきます。アミノ酸スコアとしては動物性に負けますが、植物性には低カロリーで健康に良いといったメリットがあります。

ちなみにアミノ酸スコアとは、体内に入った時の吸収率を示すスコアです。スコアは最大100であり、数値が高いほど体内で有効に活用されます。基本的には動物性食品に高スコアのものが多くあります。

豆乳にはダイエット効果もあります。豆乳に含まれる大豆たんぱくや大豆ペプチドという成分には、体脂肪の燃焼を促進したり、体脂肪の蓄積を抑えたりする効果が期待できます。

また、豆乳は脂肪や糖質の吸収を遅らせたり、食欲を抑えたりする効果も期待できます。豆乳は無理なく食事制限ができるので、ダイエットにはおすすめです。