高飛車とは
高飛車な人だと言われたら、それはとても褒め言葉とは受け取れません。高飛車は、行動や態度を批判する言葉として使われます。褒め言葉ではありませんが、侮蔑を込めた言葉でもありません。どちらかといえば、少し憧れの気持ちが含まれていることすらあります。まずは、「高飛車」という言葉の意味と語源を確認してみましょう。
高飛車の意味
高飛車とは、相手を、頭から威圧するような態度をする”さま”の意味で使われる言葉です。一般的には、この意味で使われますが、「高飛車」には、別の意味もあります。「将棋で、浮き飛車のこと」を指す言葉で、もともとはこちらの意味で使われていました。
ちなみに富士急ハイランドにある乗り物の名前としても使われているので、特定のローラーコースター名として使われることもあります。高飛車の語源
高飛車とは、将棋の「飛車を定位置から二間または三間前に出して中央を制圧する戦法」の名前でした。戦法の「高飛車」は、敵陣を威圧する高圧的な陣形なので、江戸時代末期ごろから将棋以外の場面でも、威圧的な態度を「高飛車」と表現するようになりました。
男性が高飛車だと感じる女性の特徴11コ
高飛車な人というのは、男女問わず存在します。「相手を頭から威圧するような態度」を取る人は、女性に多いわけではなく、どちらかといえば権力を手にした男性に多い性格といえます。それにも関わらず、「高飛車」は女性に対して多く使われています。ここでは、高飛車だといわれてしまう女性の特徴をご紹介します。
特徴1：上から目線
高飛車な女性は、上から目線の発言が多いことが特徴として挙げられます。上から目線の発言は威圧的な発言となりがちです。そのため、高飛車な態度と受け取られてしまいます。
上から目線の発言をするということは、自分の方が相手より優位に立ちたいという思いからの行動で、それを感じ取った周囲の人たちは不快な思いを「高飛車」という言葉で表現しようとします。特徴2：自分のことを棚に上げて批判する
高飛車な女性というのは、「私が一番」と思っています。そのため、間違っていることを他人に転嫁する人もいます。自分が関わっていることであっても、結果が悪ければ、自分以外の誰かが悪いという評価をします。
高飛車な女性のなかには、自分はそこにいなかったかのように、他人に対する批判を述べることができてしまうという特徴を持つ人もいます。こうした人は、結果がよければすべての手柄にするという特徴も持っています。特徴3：自己中心的
高飛車な女性の中には、自己中心的で、とにかく自分のことしか見えていないという特徴の人もいます。自分の思い通りに周りのものを動かそうという思いが、高圧的な態度として現れ、「高飛車」と呼ばれる行為につながっています。
極端に言えば、高飛車な人から見れば、周囲にいる人は家来・部下のような存在です。高圧的な態度になるのも、本人にとってみれば当然といえます。特徴4：負けず嫌いで気が強い
自己中心的でもないし、上から物を言うような人ではないのに、ときとして「高飛車」と言われてしまう人もいます。
負けず嫌いで気が強い、負けん気が強い、という特徴のある人は、自分が不利な立場に立たされたときに、その反動として高飛車な態度になることがあります。自分の弱みを見せまいとして、通常以上に強気な姿勢となってしまうためです。特徴5：歯に衣着せぬ物言いをする
