チベット体操の5つの儀式|チャクラ/やり方/注意点・効果

トレーニング

チベット体操とは

チベット体操の5つの儀式|チャクラ/やり方/注意点・効果

チベット体操は古代チベットの僧侶たちが瞑想に入る前に行っていた5つの儀式が元になっているエクササイズです。一見ヨガにも似たエクササイズですが、ヨガより簡単で即効性もあると言われています。

さらに嬉しいことに、チベット体操は若返りの秘儀として伝えられてきた体操です。聞きなれないエクササイズではありますが取り組んでみる価値はじゅうぶんにあるので、ぜひ読んでみてください。

特徴1:古代チベット僧侶の瞑想前の5つの儀式

チベット体操は古代チベットの僧侶たちが瞑想に入る前に行っていた5つの儀式を元にしていることは先程ちらりとお伝えしました。古代チベット僧侶の瞑想前の5つの儀式は精神を浄化するための儀式であり、この儀式が数百年もの時をかけて改良されできたのがチベット体操となっています。

特徴2:体の中の7つのチャクラを刺激

チャクラは日本語に訳すと「車輪」や「渦」という意味で、体に全部で7つあるとされています。このチャクラは高次元的なエネルギーを体内で利用できるように変える機関のような場所です。

チベット体操ではこの全部で7つのチャクラを刺激することによりそれぞれのチャクラを活性化し、各チャクラのバランスを整えることができるため、心と体の健康に大きな影響を与えます。

チベット体操の5つの儀式

チベット体操の5つの儀式|チャクラ/やり方/注意点・効果

チベット体操における5つの儀式が古代チベット僧侶の瞑想前の儀式が改良されたものだと聞かされても、なかなか想像できない方は多いでしょう。これから紹介していきますが、チベット体操の5つの儀式は、こんなことがエクササイズになるのかと不安になりそうなくらいのとても簡単な動きから作られています。

やり方1:第1の儀式

チベット体操ではチャクラを刺激することができますが、このチャクラは回転しているとされています。そのため、まず第1の儀式ではチャクラの回転スピードを一気に上げます。このチャクラの回転スピードを上げるための第1の儀式ではまず両手を水平に広げて、次に右回り(時計回り)に回転を行います。詳しい回数は後述しますが、最初は3回行ってください。

やり方2:第2の儀式

第1の儀式の後には7つのチャクラの活動を底上げしてくれる、腹筋に似た動きの第2の儀式を行います。指をすべて閉じた状態で手をまっすぐにした仰向けの状態からスタートになります。

まずは鼻からゆっくり息を吸いながら頭を持ち上げ、あごを胸につけてください。この時、膝をのばしてまっすぐに脚を持ち上げます。脚が垂直になるまで持ち上げたら、今度は口から息を吐き切りながら、頭と脚をゆっくりと床に下ろしてください。

やり方3:第3の儀式

第3の儀式は足の指先を垂直に膝立ちの姿勢から始まります。手はお尻の少し下に当てておきましょう。まず、息を吐きながら真下を見るように顎が胸につくまで首を曲げ、息を吐ききってください。

今度は息を吸いながら手で体を支えつつ、頭と上半身をできる限り後ろにそらします。十分にそらしたらまた息を吐きながら最初の姿勢に戻りましょう。僧侶たちは、これらの動作は目をつぶって行うそうなので、真似してみてもいいです。

やり方4:第4の儀式

足先の間は30cm開け、手のひらを床につけて背筋を伸ばし長座の姿勢からスタートです。このとき指先は前方に真っ直ぐ向けてください。まず、第3の儀式と同じような手順で顎が胸に着くまで首を曲げます。

そのあとは息を吸いながら頭をそらし、どんどんそらし続けて腰を持ち上げましょう。最終的にテーブルのようになったらその状態をキープし、数秒息を止めつつ全身に力を入れます。また息を吐きながら最初の姿勢に戻ったら第4の儀式は終了です。
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