メシマズ嫁って知っていますか?
「メシマズ嫁」かなりインパクトのある言葉ですが、これは、いわゆるインターネットから生まれたスラングで「飯がまずい嫁」という意味です。さまざまなサイトで「こんな衝撃のメニューが出てきた」、「うちの嫁の料理がひどい」などの投稿があり、そんな料理に耐えている旦那様や家族に同情とエールを送るメッセージが絶えない、最近話題のワードです。
とはいえ、そんな愛する家族のために奮闘しているメシマズ嫁にも、エールを送ってあげなくてはいけません。健気に頑張るメシマズ嫁は、なぜメシマズ嫁と呼ばれなければいけないのか、改善策はないのか探ってみましょう。メシマズ嫁になりやすいタイプと特徴
「花嫁修行」という言葉は今では死語なのか、成人してひとり立ちするまで包丁も持ったことがない若い女性も多いこの頃ですが、コンビニにはお手頃価格のお弁当も多種多様で電子レンジで温めるだけで食べられる時代ですから無理もありません。
一方で、友人との外食でさまざまな食材の知識もあり、シェフのアレンジ料理やオリジナル料理に興奮しインスタグラムにのせる毎日。そんな女性達が結婚し、台所に立ちます。彼女達の多くは、自分がメシマズ嫁だという自覚がありません。メシマズ嫁の特徴の一つは、自分にその自覚がないことです。実は料理好きなメシマズ嫁たち
そんなメシマズ嫁たちは、本当は料理が好きな人がほとんどです。結婚前から外食で培った知識を駆使して、大好きな家族のために愛情いっぱいの手料理を作りたい。という思いがあるだけなのでしょう。また、子供の頃から食事を残さず食べるように教育され、栄養価も考えた料理を作りたいというまじめで一生懸命な人が多いのも、メシマズ嫁の特徴です。
ところが、台所に立って包丁を持った経験が無いだけに「さじ加減」というものを知りません。これもメシマズ嫁の特徴です。どのくらいの食材から何人分の料理ができるかという勘も無いので、一度に大量に作ってしまったり、同じメニューでも作るたびに味が違ったりします。 主婦の料理は365日続きますから、ちょっとアレンジしたい気持ちはわかります。がしかし、さじ加減を理解していないままアレンジするのは危険です。そんなちょっとアバウトなところもメシマズ嫁の特徴でしょう。これだけは揃えたい調味料
まずは、メシマズ嫁の原因となる、このアバウトなアレンジをやめるところから始めなくてはいけません。基本に忠実に、レシピとおりに作るところから、メシマズ嫁を卒業する道がひらけます。レシピとおりに作ることは、難しいことではありません。
では、その基本をおさえるために、非常に必要なのが調味料です。「塩」や「砂糖」は、どんな料理にも必要です。「こしょう」は瓶や缶に入った、ふりかけるだけのものを一つ持って入れば十分です。「しょうゆ」、「酒」、「みりん」は、煮物やときには炒め物にも使います。